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アルバイトやパートを始める際、必ずといっていいほど最初に行うのは、「自己紹介」です。
自分のことを紹介するのは簡単なようでなかなか要領を得ないもの。他のアルバイトスタッフや従業員と挨拶をするとき、どのような自己紹介を行えばよいのか、不安を感じている人もいるのではないでしょうか。
本記事では、アルバイト初日の自己紹介について、基本的な例文、印象のよくなる話し方、自己紹介に関するよくある質問について紹介します。面接でもアルバイト初日でも、自己紹介はその人の第一印象を決定するため非常に重要です。どのように自己紹介すればよいのか悩んでいる人は、ぜひ参考にしてください。
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アルバイト初日の自己紹介の基本的な項目と例文
ここでは、学生、主婦(主夫)・フリーターそれぞれの立場における自己紹介の基本について、例文を交えながら紹介します。
【学生編】自己紹介の基本
まずは、学生アルバイトの自己紹介の基本となる例文です。
【例文】
はじめまして。本日からお世話になります、〇〇(自分の名前)と申します。 大学のテスト期間中などはシフトにあまり入れないこともあり、ご迷惑をおかけするかもしれませんが、精一杯頑張りますので、よろしくお願いいたします。 |
自己紹介をする際には、まずは挨拶からスタートし、もっとも重要な自分の名前をしっかりと伝えましょう。高校生や大学生などの学生の場合は、学校や学年などを説明したうえで、テスト期間や部活・サークル活動など、今後シフトに影響する恐れのある内容を共有しておくと、周囲からの理解を得やすくなるでしょう。また、アルバイト経験の有無や、自分の人柄が伝わる話を入れてもよいかもしれません。そして、最後に自分の意気込みを伝えると、周囲へのアピールにつながって、溶け込みやすくなります。
【主婦・主夫、フリーター編】自己紹介の基本
続いては、主婦・主夫、フリーターがアルバイト初日に行う自己紹介の基本となる例文です。
【例文】
初めまして。本日からお世話になります、〇〇(自分の名前)と申します。 以前は、●●(前職の内容や経験した仕事)として働いていました。 子どもの保育園のお迎えがあるため、基本的には16時までの勤務となります。 不慣れなことも多いかと思いますが、よろしくお願いいたします。 |
まずは、学生の場合と同様に、もっとも重要な自分の名前を名乗ります。そのあと、自分の簡単な経歴や家庭の状況など、仕事やシフトに影響がありそうなことについて、あらかじめ共有しておきましょう。自身の人柄や、どのくらいシフトに入れそうかなどの状況が伝わる話を簡単にしたうえで、最後に締めの言葉を伝えると好印象になります。
自己紹介で印象がよくなる話し方
ここでは、自己紹介で印象がよくなる話し方のポイントについて紹介します。
ポイント①大きな声ではっきりと話す
自己紹介をするときは、話す内容だけでなく、大きな声ではっきりと伝えることを意識しましょう。自己紹介は、自分のことを相手に知ってもらうことが目的であるため、相手に伝わるように話すことが大切です。
せっかく自己紹介をしたのに、声が小さくて相手に聞こえなければ、意味がありません。自己紹介をするときは、相手に聞きやすい大きな声で、はっきりと話すことを心がけましょう。
ポイント②相手の顔を見て明るい表情を意識する
自己紹介では、必ず相手の顔を見て、明るい表情で話すことが大切です。緊張すると、どうしても顔がこわばってしまい、目線が下に向いてしまいがちですが、そんなときこそしっかりと顔を上げ、明るい表情で相手の顔を見るように意識しましょう。たとえ緊張していたとしても、相手の顔を見るだけでずいぶん印象がよくなります。
アルバイト初日の自己紹介についてのよくある質問
ここでは、アルバイト初日の自己紹介でよくある質問について解説します。
Q.あまり話すのが上手くない……。短めの自己紹介でも大丈夫?
A.自己紹介の内容は、きちんと事前に準備した文章で、なおかつ一生懸命伝えようとしていれば、短くても問題ありません。大切なのは、「自分がどのような人間であるか」を相手にしっかり伝えることです。内容の長さではなく、できるだけ簡潔に自分のことを伝えられるように意識しましょう。
Q.緊張しすぎてしまうのですがどうすればよい?
A.無理に緊張を克服する必要はありませんが、緊張のせいで声が小さくなったり、顔がこわばったりしてしまうと、相手からの印象が悪くなってしまうことがあります。たとえ緊張していたとしても、相手に一生懸命伝わるように、できるだけはっきりと話すことを心がけましょう。
Q.グループLINEに招待された場合に、自己紹介は必要?
A.アルバイト先のグループLINEに招待された場合、直接対面で自己紹介を済ませていたとしても、再度、LINEでも簡潔に自己紹介と挨拶を行うようにしましょう。
グループLINEの挨拶で大切なことは、自分がグループに参加した旨をメンバー全員に伝えることです。短めの自己紹介と挨拶で問題ありませんが、同僚だけでなく上司や先輩など目上の人も参加していることが多いため、敬語で挨拶するように注意しましょう。
【例文】
はじめまして。このたび新しくアルバイトとしてお世話になります、〇〇(自分の名前)です。 一生懸命頑張りますので仲良くしてください! |
LINEでの挨拶に関しては、以下の記事でもくわしく解説しています。ぜひ参考にしてみてください。
まとめ
自己紹介は、自分のことを相手に伝えるのが目的です。難しく考える必要はありませんが、最低限のことをしっかりと伝えられるように、事前に準備しておきましょう。初めての出勤の際には、緊張する人もいるかとは思いますが、できるだけ笑顔を心がけ、大きな声ではっきりと話せるように練習してみてください。
- タイミーラボ編集部
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