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長期アルバイト、スキマバイトに関係なく、勤務初日は勤務先、一緒に働く人と初めてづくしで誰しもが緊張してしまうもの。「うまくできるかな」と不安になる人もいるのではないでしょうか?
「第一印象が重要」と言われるだけに、初日の振る舞いはその後の業務や人間関係をスムーズにするためにも大切です。
今回は、バイト初日の流れや挨拶の仕方、バイト初日になる前に確認することを解説します。バイトに採用されたものの、初日に何をすればいいか分からない方は、ぜひ参考にしてください。
初出勤を迎える前に。バイト前日に確認しておくこと
バイト初日を迎える前に、次の5つについて事前に必ず確認しておきましょう。
チェック① 出勤日時
いつ・何時に行けばいいのかを確認すること。寝坊は厳禁!指定された10分前には到着しよう。
チェック② 出勤場所
住所や店舗名、近くの目印を聞いておく。業態によっては面接先と異なる場合もあるので注意!
チェック③ 服装や髪型
制服貸与の場合も必ず確認しておくこと。事前に働いている人の服装をみておくのもおすすめ。
チェック④ 持ちもの
「特にない」と言われた場合も、メモ帳、筆記用具、ハンコ、給料の振込先がわかるもの(通帳など)、スケジュール帳、スマートフォンは用意しておくと安心!
チェック⑤ 担当者の名前と連絡先
万が一の場合に備えて、担当者のお名前と連絡先を控えておく。連絡先はあらかじめスマートフォンに登録しておくと便利。
アルバイトやパートの初出勤。現場到着〜勤務スタートまでのポイント
バイト初日は第一印象が大事です。そこで現場到着から勤務スタートまでの流れについて紹介します。
現場には10〜15分前に到着
何分前に現地に到着すればいいか、明確な基準はありません。しかし、早すぎても遅すぎても先方に迷惑がかかってしまうため、現地入り10~15分前までの到着が理想的です。
現地に早く到着してしまうと、受け入れ先が準備ができていない場合もあります。反対に到着がギリギリになってしまうと、担当者が「本当に来るのか?」と不安になるかもしれません。
もし早く到着した場合には、勤務先周辺を散策して、どこに何があるか把握してもよいかもしれません。休憩場所や食事の購入先など、事前に知っていると便利な情報を集めておきましょう。いずれにしろ遅刻が厳禁です。
担当者に挨拶をする
まずは担当者(店長・オーナー・リーダーなど)を呼び出してもらいましょう。次のように依頼するのが一般的です。
●担当者を呼んでもらう(居場所を訪ねる)場合の挨拶例
はじめまして!本日からアルバイトでお世話になる〇〇と申します。 ご担当の△△さまはいらっしゃいますでしょうか。 |
もし、担当者が直接出迎えてくれた場合は、次のように挨拶をしましょう。
●担当者への挨拶例
はじめまして!お忙しいところありがとうございます。 本日からアルバイトとしてお世話になります、〇〇です。よろしくお願いします。 |
必ず前置きとして「お忙しいところありがとうございます」と断りを入れるのがマナーです。面接で一度会ったことがある人でも、馴れ馴れしくせずに、最低限のマナーとして気持ちのよい挨拶を心がけましょう。
一緒に働くスタッフや仕事仲間へ挨拶する
一緒に働くスタッフへの挨拶は、担当者から直接紹介されるケースと自分から挨拶をしにいくケースがあります。また、業務開始前に自己紹介の挨拶の時間を設けている職場もあります。いずれの場合でもすぐに対応できるよう、事前に挨拶の内容を考えておきましょう。
また、名前だけではなく、年齢や(学生の場合は)学年、趣味、どんな頻度で勤務するかなど、事前に準備するのもおすすめです。
以下の例文を参考にして、初日に印象付けられるように準備しておきましょう。
●学生の場合の挨拶例
・はじめまして。今日からアルバイトでお世話になります〇〇です。大学1年生で初めてのアルバイトですが、早く仕事を覚えて即戦力になれるよう頑張ります。よろしくお願いします。 ・××大学の〇〇学科に通っています。シフトは週3日程度で夕方が多くなります。 |
●パートの場合の挨拶例
・はじめまして。今日からパートに入りました◯◯と申します。子供が小学校に上がったので、パートを始めることにしました。わからないことも多くご迷惑をおかけするかもしれませんが、どうぞよろしくお願いします。 ・勤務は15時までで早く上がりますが、仕事になれるように頑張ります。 |
初日が大事!好印象を与える、挨拶のポイント
バイト初日の挨拶には、以下のポイントがあります。
- 笑顔で明るくハキハキと挨拶をする
- 挨拶をするタイミングに注意する
初バイトでの挨拶は、その後の人間関係を左右すると言っても過言ではありません。意識して挨拶するようにしましょう。
笑顔で明るくハキハキと挨拶をする
初バイトで緊張してしまうのはわかりますが、できる限りの笑顔を心がけるようにしましょう。挨拶をするときには明るくハキハキとした声を意識してください。
自分が思っているよりもワントーン高い声を出すように意識することがポイント。聞いている側に好印象を与ええます。また、1対1の場合、相手の目を見て挨拶することも忘れないでください。
挨拶をするタイミングに注意する
基本的には初めて会ったときに挨拶しましょう。ただし、相手が忙しそうな場合や取り込み中の場合は様子を見て、挨拶のタイミングを遅らせても問題ありません。
●仕事している人への声のかけ方
見た目で忙しそうかどうかではなく、断りを入れるのがマナーです。
【例】 お忙しいところすみません。今、少しよろしいでしょうか?(以下要件〜〜〜) |
●後日改めて挨拶する場合
挨拶しようとずっと待っていると、かえってマイナスの印象につながりかねないため、改めて挨拶するようにしましょう。あとから挨拶をする場合は、以下の例文を参考にしてください。
【挨拶例】 ご挨拶が遅れてすみません。 昨日からアルバイトでお世話になっている○○です。よろしくお願いします。 |
挨拶が遅れたことについて、一言添えておくと好印象です。
<初出勤のマナー>バイト初日、注意するべきこと
バイト初日は出勤前はもちろんのこと、退勤時も注意することがあります。バイト初日は必ず誰かに確認しながら、出勤〜退勤の流れを覚えるようにしましょう。
●出勤時のポイント
- 遅刻しないようにする
時間厳守。万が一遅れそうな場合は、電話で先方に「なぜ遅れるのか」「到着見込み時間」を伝えること。到着後は謝罪を忘れずに。(交通機関遅延の場合は、遅延証明書をもらっておくこと) - 身だしなみをチェックしておく
服装に指定がある場合はその服装ができているか。清潔感はあるかなどを確認。
●休憩時のポイント
- 休憩に入る時も周りに声をかける
休憩に入る時は「休憩いただきます」など周りに報告してから。黙って休憩を取らないようにする。休憩から戻るときも同様に「休憩から戻りました」と一言かけておく。
●退勤時のポイント
- 退勤〜明日以降の確認
時間になったら退勤してもいいか、明日以降の流れの確認。先輩への挨拶も忘れずに。 - 勤怠の付け方を確認する
勤怠管理を付ける場合は付け方を確認する。間違えて打刻した場合の修正方法も聞いておくと安心。
バイト初日、こんな時どうする?
Q.勤務開始!まずは何からすればいいんだろう?
A.一般的には、店長やリーダー、先輩が実務の中で教えてくれるケースがほとんどです。ただし企業によっては、まずオリエンテーションや研修などを実施する場合もあります。指示がなく、何をやればいいのかわからない場合は、「まず何からやりますか?」と声をかけることが大切です。
Q.わからないことがある。誰かに質問していいのかな?
A.もちろん! わからないことが出てきたら考え込まずにすぐ質問しましょう。近くにいる先輩に「今、質問していいですか?」と声をかけ、疑問点を確認します。「忙しそうだから聞きにくい……」と迷ってる時間がもったいありません。質問するときは、忘れないようにメモを取ることは必須。何度も同じことを聞かないように注意しましょう。
Q.ミスしちゃった!どうしよう……。
A.勤務初日に完璧にやろうとしなくても大丈夫。緊張せずに、一つずつしっかりと覚えていくようにしましょう。もし、ミスしてしまったら「すみません」と素直に謝ること。そして、「なぜミスしてしまったのか」「次はどうすればいいのか」を考え、同じミスを繰り返さないようにしましょう。
まとめ
初バイトは緊張の連続です。知らない人に挨拶したり、仕事を覚えたり、そのほかの雑務を理解したりとやることがたくさんあります。わからないことや困ったことがあれば、一人で判断せずに必ず先輩や担当者に質問しましょう。
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事前準備をしっかりと行い、初日を気持ちよくスタートさせることで、楽しいアルバイト生活が送れますよ。
- タイミーラボ編集部
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