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会社員が副業を始める際には、「やってみたいけど、どんな仕事を副業にすればいいのかわからない」と悩んでいる人も多いのではないでしょうか。世の中にはさまざまな仕事がありますが、自分に合った副業を選ぶことが長く続ける秘訣です。そこで本記事では、おすすめの副業を紹介するほか、副業をする際の注意点などについて解説します。
なお、タイミーでは副業についての実態調査を行いました。副業をはじめたタイミングや副業でいくら収入を得ているのかなどをまとめているので、参考にしてみてください。
副業初心者におすすめの副業
まずは、初心者でも始めやすい副業を5つ紹介します。
フリマアプリ
スマートフォンさえあれば、誰でも簡単に始められるのが「フリマアプリ」です。家にある不用品を出品するだけで、収入につながることがあります。手軽さはありますが、不用品の出品だけでは高い利益をあげたり、固定の収入を得たりするのは難しいでしょう。
メリット | デメリット |
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データ入力
「データ入力」は、紙や資料で送付されたデータを、指定されたExcelやWordなどの形式にまとめて入力する業務です。パソコンがあれば簡単に始められますが、文字単価は1円以下と低い傾向にあり、時給換算すると500円以下になることもあります。
メリット | デメリット |
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ミステリーショッパー(覆面調査)
「ミステリーショッパー(覆面調査)」は、依頼を受けた企業や店舗を訪れ、サービスや商品について評価する業務です。報酬は、業務内容と時間によって変動します。毎回異なる場所に行くため、知らない場所を訪れてみたいという人に向いているでしょう。
メリット | デメリット |
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スポットワーク
スキマ時間にできる仕事全般のことを「スポットワーク」といいます。具体的には、以下のような仕事があります。
- 軽作業
- 物件の撮影
- フードデリバリー
スポットワークは、スキルがなくてもできる単純作業も多く、体を動かして働きたいという人に向いているでしょう。
メリット | デメリット |
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家事代行サービス
「家事代行サービス」は、依頼人の自宅で掃除、洗濯、料理などの家事を行う仕事です。家事のスキルがあれば気軽に始められるため、主婦・主夫層にも人気があり、初心者でも1時間で2,000円程度の収入が得られます。
メリット | デメリット |
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スマートフォンでできるおすすめの副業
最近は、スマートフォンだけで気軽に始められる副業も増えています。以下、手軽に始めたい人におすすめの副業を紹介します。
アンケートモニター
「アンケートモニター」は、Web上でアンケートに回答するだけの業務で、スマートフォンがあれば作業可能です。ただ回答するだけのアンケートは1件当たり10円程度、商品のテスターなど、試用して回答するアンケートは1件当たり1,000円程度の収入が得られます。
メリット | デメリット |
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ポイ活
「ポイ活」は、ポイント活動の省略です。ポイントを貯めて普段の買い物をお得にしたり、高還元率のポイントサイトを活用して貯めたポイントを使ったりします。
スマートフォンがあれば気軽に始めることができるほか、上手に行うことで家計負担を減らすことにもつなげられます。
メリット | デメリット |
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スキル販売
絵を描くスキルがあればイラストの販売、写真が好きであれば写真素材の販売など、副業にしてスキル販売を行うのもよいでしょう。最近では、ハンドメイド作品の出品も増えており、フリマサイトやオンラインショップで高い収入を得ている人もいます。
メリット | デメリット |
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在宅でできるおすすめの副業
在宅でできる副業は、自分の時間を確保したいという人におすすめです。以下、在宅でできる3つの副業を紹介します。
文字起こし
「文字起こし」は、テープや映像から必要な文字を起こし、文章にしていく業務です。主に会議や講演会などの音声データから文字起こしを行うことが多いです。パソコンをつかってWordやExcelなどの指定されたフォーマットに入力するため、「データ入力」として扱われることもあります。単価は、文字数や音声データの長さによって異なります。
メリット | デメリット |
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Webライター
「Webライター」は、企業などから依頼を受けて、ネット記事やコラム記事を作成する業務です。多くの場合は、文字単価で報酬が設定されており、1文字1円を切ることも珍しくありません。しかし、専門知識が必要な記事などでは、その分野の資格を持っていると、文字単価10円以上になることもあります。
メリット | デメリット |
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アフィリエイト
ブログやSNSをやっている人におすすめなのは、「アフィリエイト」です。自分のアカウントに広告を挿入することで、収入を得られます。アフェリエイトには、「クリック型」と「成果型」があり、クリック型は広告を挿入するのみ、成果型は実際の売上によって収入が得られる仕組みとなっています。
メリット | デメリット |
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スキルを生かしたおすすめの副業
何らかの専門的なスキルがある場合は、副業に生かすとよいでしょう。以下、スキルを生かした4つの副業を紹介します。
セミナー講師
「セミナー講師」は、企業や個人が主催する講演会やセミナーで講師を務める業務です。専門性が求められるため、初心者には向いていません。最近は、オンライン開催も増え、場所に関係なく仕事できるようになりました。セミナー内容によって単価は変動するものの、およそ1回60分のセミナーで1万円~3万円程度の収入が得られます。
メリット | デメリット |
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Webデザイナー
「Webデザイナー」は、企業や個人から依頼を受け、ホームページやバナーなどをデザインする業務です。場合によっては、プログラミングなどといった設計面の対応を求められることもありますが、近年はコーディングなしで作成できるノーコードツールなどもあるため、プログラミングに比べると挑戦しやすい分野でしょう。単価は、一つのホームページで数万円~数十万円ですが、コーディングまで一貫して作成した場合は100万円以上の収入が得られることもあります。
メリット | デメリット |
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動画編集
「動画編集」は、効果音やテロップの挿入などを行い、ユーザーが見やすいように動画を編集する業務です。最近では、SNSや広告に動画を用いられることも多いため、動画編集の仕事は需要があります。パソコンがつかえれば始められますが、編集ソフトの用意や操作方法を覚える必要があります。単価は1本5,000円~1万円程度ですが、動画の長さや求められるスキル次第では、さらに増えるでしょう。
メリット | デメリット |
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プログラミング
「プログラミング」は、企業などから依頼されたプログラミング言語をつかい、WebサイトやWebサービスを開発する業務です。副業で選ばれる仕事としても多く、高度な知識とスキルが求められます。また、プログラミング言語には多くの種類があるため、習得していない言語のプログラミングには参加できません。報酬は、時給制であることが多く、1時間当たりの平均時給は3,000円程度です。
メリット | デメリット |
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投資でおすすめの副業
高収入を副業で得たい場合は、投資を選ぶ人も多いのではないでしょうか。投資には、多額の資金とリスクがつきものですが、うまくいけば多くの収入が得られます。以下、3つの投資について見てみましょう。
不動産投資
「不動産投資」は、物件を購入して第三者に貸し出すことで家賃収入を得る、または売却して利益を得る投資方法です。不動産投資は、投資に必要な資金が多いほか、必ずしもすぐに借り主ができたり、高値での売却ができたりするとは限らない点に注意してください。
メリット | デメリット |
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FX
「FX」とは2つの異なる外国為替を交換して利益を得る投資方法です。少額であっても大きな利益を得られる可能性があるものの、為替や金利の変動によって大幅な損失になる可能性もあります。そのため、始める際は、自己責任であることを意識してください。
メリット | デメリット |
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株式投資
「株式投資」とは、株式会社である企業が発行する株式を購入することで、配当金や株主優待を受け取る投資方法です。株価が安いときに購入した株式を、値上がりしたあとに売却することで利益を得られます。ただし、株価は毎日変動しているため、必ずしも利益になるとは限りません。ほかの投資と同様、始める際には自己責任であることを念頭に置いておきましょう。
メリット | デメリット |
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会社員・サラリーマンの副業の現状
株式会社リクルートキャリアの「兼業・副業に関する動向調査データ集2022」によると、副業をしている会社員の割合は2020年以降、9%台にとどまっています。ただし、今後副業を行う意向がある人の割合は、合計で55.9%と過半数を占めており、これから増加していくことが考えられるでしょう。
また、株式会社ライボの「2023年 副業・兼業の実態調査」によると、2018年以降から2022年にかけては、2倍もの人が副業を始めているという結果もあります。このことを踏まえると、会社員・サラリーマンの副業は需要が高く、来年以降も増加する可能性が高いといえるでしょう。
会社員・サラリーマンが安全に副業を始める際の注意点
会社員・サラリーマンが安全に副業を始める際には、以下3つの点に気をつけましょう。
副業を始める前に就労先の就業規則を確認すること
副業を始める前には、必ず現在勤めている会社の就業規則を確認しましょう。副業を禁止する法律はありませんが、企業が副業を禁止している場合は、そもそも始めることができません。そのため、まずは会社内で副業がどのような扱いになっているのかについて確認しましょう。
また、副業を禁止していない場合でも、同業他社での副業は情報漏洩につながりかねません。会社によっては、同業他社に限定して副業を禁止しているケースもあります。副業を始めたい場合は、副業の職種についても注意してください。
年間20万円以上収入がある場合、確定申告が必要
副業だけで年間20万円以上の収入がある場合は、確定申告が必要です。
一般的に、企業に勤めている場合は、企業側で年末調整を行うため、個人で作業する必要はありません。しかし、副業の収入は年末調整の対象外となるため、副業で得た所得は、翌年2月16日~3月15日までのあいだに自分で確定申告をしなければなりません。
もし、確定申告を忘れ、「悪質」と判断された場合は重税が課され、無申告加算税、延滞税、重加算税と3つの追徴課税が発生する可能性があります。忘れずに申告するようにしましょう。
なお、確定申告が不要な場合でも、住民税の申告は必要です。住民税の申告を忘れると、延滞税が科せられる恐れがあるため、副業収入のある方は必ず申告するようにしましょう。申告方法は、居住地のある自治体のホームページなどで確認できます。
副業を行うリスクについても理解しておくこと
副業を行うということは、労働時間が増えることを意味します。単純に働く時間が増えることによって、心身への負担が増加し、不調を招いてしまいかねません。また、心身の調子が悪くなると、本業にも影響が出てしまいます。副業を始める際は、まずは余裕のあるスケジュールを組んで行いましょう。
また、家庭のある人は、家族と話し合ってから副業を始めるようにしましょう。労働時間が増えれば収入が増えるため、家計負担は減りますが、家族間のコミュニケーション機会を失いかねません。夫婦ケンカが増えるなどのトラブルにも発展しかねないため、家族の同意を得てから副業をスタートさせましょう。
スキマ時間で副業するならタイミーがおすすめ
会社員・サラリーマンで副業を考えている人の割合は多く、今後副業を始める人は、さらに増加していくことが予想されています。副業としておすすめの仕事にはさまざまな種類があるため、自分に合ったものを選ぶようにしましょう。
スキマ時間を利用して副業を始めるなら、「タイミー」がおすすめです。タイミーでは、スキマ時間に合わせて働けるスポットワークを豊富に取り扱っており、初めて副業をする人でも働きやすいです。また、働いたあとすぐに報酬が受け取れる「即時振り込み」にも対応しており、緊急時に働きたい人にもぴったりです。ぜひ、タイミーで副業を始めてみてはいかがでしょうか。
- タイミーラボ編集部
タイミーラボは、株式会社タイミーによるオウンドメディアです。
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