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ピッキングバイトに興味があるものの、具体的にどんな作業をするのかわからないという人も多いのではないでしょうか。本記事では、ピッキングの仕事内容、平均時給、作業効率を上げるためのコツ、メリット・デメリットについて紹介します。ピッキング作業がどのようなものかを知りたい人、自分がピッキングに向いているかどうかを確かめたい人は、ぜひ参考にしてください。
ピッキング作業の仕事内容とは
ピッキングとは、工場や倉庫内から指定された商品をピックアップして集めていく業務のことを指します。具体的には、倉庫内にある商品を集め、所定の場所に置いたり、ベルトコンベアに流したりする作業です。会社によって、扱う商品はさまざま。大きさや重さも異なります。
基本的には、未経験者でも働くことが可能であり、特別な資格も必要ありません。しかし、まれにフォークリフトの免許が必要な場合もあるため、事前によく確認しておきましょう。
ピックングバイトのくわしい仕事内容については、以下の記事でも紹介していますので、ぜひ参考にしてみてください。
ピッキングバイトの特徴
未経験者でも歓迎される
ピッキング作業には、特別なスキルや経験は必要ないことがほとんどです。そのため、屋内での作業が苦でなければ、未経験であっても歓迎されることが多く、応募しやすくなっています。
シフトが自由な場合も多い
ピッキングバイトは、シフトの融通が利きやすい点も特徴です。ピッキングを含む倉庫内作業系の業務は、接客業や流れ作業などとは異なり、お客様の対応などに左右されることがないため、比較的作業しやすい業務です。そのため、アルバイトの場合は、とくにシフトの柔軟性が高く、休みを自由に取りやすい傾向にあります。
髪型・服装が比較的自由
髪型・服装の自由度が高い点も、ピッキングバイトの特徴です。ピッキングは、接客業ではなく、倉庫内で行う裏方の作業になるため、顧客に直接会うことはめったにありません。髪型・服装が業務への支障につながらないことから、自分の好きな髪型・服装で働けるところが多いです。(ただし、服装が指定されているケースもあるため、確認が必要です)
ピッキングバイトの平均時給・勤務時間
求人ボックスの調査によると、ピッキングのアルバイト・パートでの平均時給は、1,027円とされています(2023年1月現在)。また、会社によって勤務時間帯にも幅があります。
たとえば、物流倉庫のピッキング作業は、24時間稼働しているところも多く、1日4時間などといった短時間シフト勤務や、2交代制3交代制でのフルタイム勤務など、さまざまな選択肢があります。
アルバイトやパートでピッキング作業する際のコツ
ピッキングバイトは、スキルや経験がなくても業務を行うことは可能ですが、手際よくピッキングを行うためには、コツをつかむことが大切です。以下、効率的なピッキングを行えるようにするためのコツを紹介します。
作業スピードを上げるコツ
作業スピードを上げるためには、商品の配置を覚えることが先決です。とくに、勤務先の倉庫や工場の規模が小さい場合は、すべての物品がどこにあるのか、最初に確認し、メモをとっておくなど把握しておきましょう。指示された商品を集める作業であるピッキングは、迷わず商品をピックアップすることが効率化につながります。また、ピッキングにまわる際の最短ルートを考えながら、作業を進めていくことも大切です。
作業の正確性を上げるコツ
作業の正確性を上げるためには、商品名、品番、数量を必ず確認する癖をつけておきましょう。スピードばかりを重視しすぎると、確認作業がおろそかになるため、ミスにつながりやすくなってしまいます。とくに、作業に慣れていないうちは、スピードよりも正確さを優先することが大切です。
作業ミスを減らすコツ
作業ミスを減らすためのコツは、会社の業務マニュアルに従って作業を行うことです。会社が決めている作業手順や指示をしっかり守ることで、ミスを減らすことができます。慣れてしまうと、確認業務を怠りがちなので、しっかりとチェックする意識を身につけておきましょう。
ピッキングバイトのメリット
ピッキングバイトには、たくさんの魅力があります。以下、ピッキングバイトにおけるメリットを紹介します。自分の求める働き方にマッチしているかどうか、確認してみましょう。
夜勤中心のシフトなら高時給で働ける
夜勤を中心としたシフトでは、日勤よりも高収入を得ることができます。22時以降に働く夜勤は、時給の単価が上がるため、日勤と同時間働いた場合と比べて、収入に大きな差が出るでしょう。高時給で効率的に収入を得たい場合は、夜勤で働くことをおすすめします。
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人間関係のストレスが少なく、一人で集中して仕事ができる
ピッキングバイトは、一人で集中して作業を行うことが多いため、ほかの人と関わらずに自分のペースで働くことができます。そのため、人間関係のストレスを感じにくい点も魅力です。
短期・単発の求人も多い
ピッキングバイトには、短期・単発の求人が多い傾向にあります。長期で働けるかどうかわからない人や、期間限定でしっかり働きたい人も応募可能な仕事が多いため、ライフスタイルに合わせた働き方が実現できるでしょう。
ピッキングバイトのきついところ
なかにはピッキングバイトがきついという人もいます。以下、ピッキングバイトが大変だといわれる理由について、解説します。
体力が必要
ピッキングは、体力仕事です。商品の一つひとつは軽くても、個数の多いトータルピッキングの場合は、重たくなることもあるでしょう。また、荷物を運んだり、積んだり、棚やテーブルへの上げ下げを行ったりする業務もあるため、基本的には体力が求められる仕事といえます。
とはいえ、一人で運ぶのが困難な商品の場合は、台車やカートを使用することも可能です。また、倉庫内の環境が「暑い・寒い」といったケースもあり、体力を消耗することになりかねません。体温調節しやすい服装で作業するように準備しておきましょう。
スピードと正確性が必要
ピッキングには、スピードと正確性が求められます。作業効率が悪くなると、次の工程にも支障が出てくるため、テキパキと正確に作業を行わなければなりません。しかし、ミスをしないためにも作業に慣れるまでは自分のペースで作業を行うとよいでしょう。
【口コミ】ピッキングのバイトのレビュー
ピッキングの仕事内容を紹介してきましたが、実際に働いたことのある人の反応はどうなのでしょうか。タイミーのアプリを使ってピッキングのバイトを経験したワーカーの口コミを紹介します。
今日は外気温が低く、ピッキングを行う場所も寒かったので、この後来られる方は一枚中に着込めるものを持ってきた方がいいかと思います。(60代・女性)
意外とハードです、ピッキングですが小走りしながら集めるスタイルです。いい運動にはなるかと思います。(50代・男性)
作業内容がシンプルでやりやすかったです。説明も分かりやすく、すぐに集中して臨むことができました。(20代・男性)
今日は午前中はピッキング作業で、午後からは1階倉庫内で作業をさせていただきました。決められた数を数えて同じ方向に袋に入れる作業でした。あまり動かない為寒かったですが、1日を通して楽しく仕事が出来ました。(30代・女性)
ピッキングバイトに向いている人
ピッキングバイトに向いている人の特徴としては、以下の2点が挙げられます。「自分に当てはまる」と感じた場合は、ピッキングバイトに適性があるといえるでしょう。
- 工夫して作業ができる人
- 一人で黙々と作業できる人
まとめ
ピッキングバイトは、効率的に収入を得たい人、人と関わらずに自分のペースで働きたい人にとっては、おすすめのアルバイトです。また、未経験でも採用してもらえる可能性が高く、シフトの融通性や自由度の高さも魅力です。ピッキングバイトに興味がある人は、思い切ってチャレンジしてみてはいかがでしょうか。
- タイミーラボ編集部
タイミーラボは、株式会社タイミーによるオウンドメディアです。
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