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近年、収入の補填や余暇の有効活用、本業以外の経験を積むことを目的とした「会社員の副業」に注目が集まっています。
しかし、本業や生活とのバランスをとりつつ、満足のいく副業を選ぶにはどうしたらいいか、悩んでいる方もいらっしゃるようです。
そうした中、送電設備工事の会社で働く山形さんは、タイミーを活用して「生活スタイルに合わせた副業」をしています。
山形さんが副業をするようになった経緯とは。数ある選択肢からタイミーを選んだ理由とは。本業と家族の時間を大切にしながら副業をするコツを聞きました。
家族との時間を最優先にしたい
——山形さんはどのように本業と副業を両立されているのでしょうか。本業が繁忙期でないときに副業をしています。2020年5月から送電線の工事会社で現場管理の仕事を始めました。現場は長野県にあり、神奈川県の自宅からは通えないため、現在は家族と離れて単身赴任しています。
送電線の仕事は毎年10月から翌年3月が繁忙期なので、4月に入ると仕事が落ち着くんです。今(9月)は週休2日がしっかりと確保できているので、週末や連休には神奈川の家に帰り、タイミーを利用して副業をしています。
——なぜ副業を始めたんですか?
空いている時間を有効活用し、生活費や貯蓄の足しにするためです。4月になって本業が落ち着いてくると、残業代がもらえなくなり、通常に比べて収入がだいぶ減ってしまうんです。
妻もパートをしているので、例年は節約してなんとかやりくりしていました。しかし、今年はいろいろと事情があり、妻がパートに入れる回数が減ってしまって。その結果、夫婦あわせた月収が、通常より10万円弱少なくなってしまったんです。
そこに最近のガソリン代、電気代、ガス代の高騰が重なりました。空き時間でできる他の仕事を探そうと、「短期バイト」「日払い」で検索をしていてタイミーを知ったんです。急に空いた時間で気軽に働けることに魅力を感じて、さっそく使ってみることにしました
——収入減がきっかけだった、と。込み入ったことをお伺いしますが、月にどの程度働き、どの程度の稼ぎを得ることを目標にしているのでしょうか?
特に目標は立てていません。連休や週末のうち1日は働き、他の日は家族と一緒に過ごす。そんな風に「家族との時間を最優先」にしています。
——ご家族とはどのような時間を過ごされているんですか?
11歳の息子がサッカーを習っているんです。週末には彼の試合があったりするので、応援に行きます。
息子がボールを蹴る姿を見たり、一緒に練習したりする時間を大切にしたいんです。私が子どもの頃は「スポーツといえば野球」という時代で、好きだったサッカーをやれなかったこともあり、なおさら愛おしさを感じる時間です。
シフトが固定されている副業を入れてしまったら、なかなか家族の予定に合わせることが難しくなります。単身赴任だからこそ特に思うのかもしれませんが、家族との時間を副業で潰したくないんです。
子育てをしている共働き夫婦も利用しやすい
——時間の融通が利くように単発の仕事をされているんですね。他にも副業ができるサービスはあったと思いますが、なぜタイミーを選んでいただいたのでしょうか?
他のサービスも使ったことがありますが、仕事の探し方が自分にあっていなかったんです。私の空き日程を送り、条件に合う仕事の候補を送ってもらうサービスだったんですが、能動的に仕事を選びたい自分からすると少し使いにくさを感じました。
他にも、長期のアルバイトを探したりもしました。しかし、これも固定のシフトをいれないといけなかったり面接があったりするのが煩わしくて。結局、予定が空いた日に面接なしで働けるタイミーに落ち着きました。
一緒にアプリを使っている妻が、「タイミーは働いた日が給料日」って言うんです。よく特徴を言い当てているなって思います。
次の日の予定が急になくなったり、月末に急にお金が必要になったりした時にぱっと働き、即金で給料が受け取れる。家族の事情や急な用事で仕事をキャンセルしても、ペナルティはあっても、代わりを探す必要もない。
そうした柔軟さや気軽さは、私たちのようなまだ小さい子どもがいる共働き夫婦にとって非常にありがたいんです。
——ありがとうございます。逆に、利用する中でもっと使いやすくしたいと思うところはありませんでしたか?
使いにくいということではないんですが、ダウンロードした当初、うまい仕事の探し方がわかりませんでした。やってみたいと思える仕事がなかなか見つからなくて。
でも、よくよくアプリを見ていると「検索範囲を広げると募集中以外の案件も見れる」ということに気づいたんです。範囲を広げて「締め切り済」のものまで見てみると、倉庫での軽作業やゴルフ場でのお仕事など、面白そうな求人がたくさん出てきました。
それで気になる仕事を「お気に入り(案件)」に登録したら、数日後に「登録した案件が掲載されました」と通知が来たんです。初めて入ったタイミーは、ゴルフ場の洗い場での仕事でした。
それからは、私は週に1〜2回、妻は週に3回ほど働いています。
「自分がなにを大切にしたいか」を明確にする
——今はどのような条件で仕事を探されていますか?
自宅から車で通える距離にあるのが、第一の条件です。あとは、本業が炎天下での作業ばかりなので、涼しくて働きやすい場所に優先的に入っています(笑)。
移動自体に時間がかかりすぎたり、疲れすぎて動けなくなったりしたら、せっかくの家族と過ごせる時間が勿体無いですからね。
——仕事選びも家族優先なんですね。仕事に入るタイミングはご家族と相談されているんですか?
そうですね。「土曜日はサッカー観戦して、日曜日に働く予定だけどどうする?」と言った感じで、妻にスケジュールを相談しています。たまに一緒の案件に入ることもあるんです。
——え!
そんな反応になりますよね。よく一緒に入る食品工場のみなさんからも、「なるべく働くエリアを遠くしようか?」などと、冗談っぽくいじられることもあります(笑)。
でも、一緒に働くといいこともあるんです。タイミーの時給は交通費込みなので、一緒に車で移動すれば、その分が浮きます。また、現場の感想を話したり良さそうな求人を共有したり、タイミーが会話のきっかけにもなる。日頃一緒にいられないからこそ、同じ職場で働けるのはありがたいことだと思います。
——なるほど、そうやって副業と家族の時間を両立されているんですね。山形さんのように、生活スタイルにあった副業をしたい方は多いと思います。なにかアドバイスはありますか?
偉そうに言える立場ではないのですが、あえて言うなら......。
やっぱり「自分がなにを大切にしたいか」が明確だと、満足のいく副業の手段が見つかるかなと思います。それが「稼ぎ」の方は、固定で入れて収入の安定している副業がいいと思いますし、「家族との時間」の方はタイミーのようなスキマバイトがいいのかもしれません。
私の場合は、単身赴任で家族と過ごせる時間が限られている、かつ繁忙期には本業が忙しくて固定シフトが入れられないという条件があり、それにぴったりなのがタイミーだったんです。生活における優先順位は人によって違います。まずは、それを考えてみるのがいいのかなと思います。
また、ご家族やパートナーがいる方は、働き方や時間の使い方について相談しつつ、まずは小さく始めてみるのもおすすめです。やってみて「収入的にも助かるし職場環境もいい。家族やパートナーとの時間も大切にできる」と思えたら、必要な分だけ仕事を増やせばいい。
副業にするかしないかは別として、試しにできることとしてスキマバイトを経験するのはいい方法かもしれませんね。自分にあう仕事内容や条件が見つかる可能性がありますから。
いろいろ試した上で、自分にとって最適な副業の仕方を見つけられる方が増えたらいいですね。
- タイミーラボ編集部
タイミーラボは、株式会社タイミーによるオウンドメディアです。
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