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アルバイトやパートをしていると、ときには仕事に行くのが憂鬱で、「休みたい」と思うこともあるのではないでしょうか。毎日頑張っているからこそ、ふとしたタイミングで「仕事に行きたくない」と憂鬱になることもあります。
株式会社ベクトルの調査によると、仕事に行きたくないと思う理由の1位は「「職場に苦手な人がいる」、2位は「疲れが取れていない」3位は「やる気が起きない」という結果に。誰しもが「今日は仕事に行きたくないな」と思ってしまうことがわかります。
1位 | 職場に苦手な人がいる |
2位 | 疲れが取れていない |
3位 | やる気が起きない |
(出典:株式会社ベクトル)
本記事では、アルバイトに行きたくないと思う理由や、気持ちの切り替え方について解説します。「仕事に行くのが憂鬱だ」「億劫で休みたい」と感じることがあるという人は、改善策や対処法を参考にし、自分のペースで無理なく働く方法を考えていきましょう。
アルバイトに行きたくないと思う3つの理由【人間関係編】
アルバイトに行きたくないと思う理由に、「人間関係が原因だ」と挙げる人はとても多いです。
職場にうまくなじめていないから
職場の雰囲気やスタッフとの関係にうまくなじめていなければ、居心地の悪さを感じることがあります。とくに、アルバイトを始めたばかりの場合、先輩からの指導が厳しかったり、職場に同世代がなかったりすると、話しかけられないと感じて、余計にアルバイトに行きたくないと思いがちです。仕事を覚えられていないことで、迷惑をかけてしまうのではないかと怖くなり、スタッフに話しかけづらいと感じでしまうこともあるでしょう。
まずは、職場になじめるように少しずつ仕事を覚えていくことが大切です。その上で、休憩時間にスタッフ同士でコミュニケーションをとるなどして、徐々に距離を縮めていくのがおすすめです。
どうしてもなじめない場合は、直属の先輩や、職場以外の友人に相談し、アドバイスをもらうのもひとつの手です。
苦手なスタッフ・苦手なお客様がいるから
人には誰しも苦手なタイプ、合わないタイプの人がいるものです。そのような人がアルバイト先のスタッフやお客様にいる場合、アルバイトに行くことに気が重くなってしまうことがあるでしょう。
また、高圧的な言動をとる先輩がいると、萎縮してしまったり、恐怖を感じたりしてアルバイトに行くのをためらってしまうかもしれません。そのような場合はまず、上司や同僚、社内の相談窓口などに相談しましょう。それでも改善されない場合やハラスメントが疑われるような場合は、以下のような公的機関への相談をおすすめします。
仲のよかったスタッフが辞めてしまったから
仲のよかったスタッフが辞めてしまったことで、アルバイトへ行く楽しみがなくなってしまったというケースもあります。とはいえ、仲のよかったスタッフとは、アルバイトを辞めたからといって縁が切れるわけではありません。プライベートで連絡を取り合う、休みを合わせて遊びに行くなどしながら、前向きに仕事に取り組むとよいでしょう。
アルバイトに行きたくないと思う5つの理由【仕事編】
次に、仕事内容などによってアルバイトに行きたくないと思う5つの理由について解説します。
新人でまだ仕事を覚えられていないから
新人の頃は覚えることが多く、ほかの人に比べて作業時間がかかるのは当然です。そのため、スキルや経験不足で役に立てないこと、仕事が覚えられず失敗ばかりしてしまうことが悩みとなり、アルバイトに行きたくないと感じる人もいます。
焦ることは厳禁です。教わったことはメモに取ったり、わからないことを質問したりしながら、ひとつずつ着実に覚えていきましょう。
仕事で失敗をしてしまったから
自分のミスや失敗でほかのスタッフや上司に迷惑をかけてしまった場合、申し訳なさから落ち込んでしまうことがあります。「次また失敗をして迷惑をかけたらどうしよう」と怖くなってしまい、アルバイトに行きたくない気持ちになるかもしれません。
そのようなときは、ミスや間違いをしない人はいない、誰でも失敗をして成長するものだと自分に言い聞かせ、ネガティブな気持ちを引きづらないように心がけましょう。また、同じ失敗を繰り返さないためにも、仕事の前には作業の振り返りをするなどといった対策を取りましょう。
仕事がつまらない・面倒くさいと感じてしまうから
仕事にやりがいを感じられなければ、モチベーションを維持することができません。「つまらない」「面倒くさい」と思いながらアルバイトを続けると、ストレスにもつながってしまいます。そのため適度な発散が大切です。
仕事の中でちょっとした楽しみややりがいを見つけてみるのはどうでしょうか。「お客様に褒められた」「いつもより3個多く梱包できた」「今日はお昼に何を食べよう」など、ちょっとしたことでも意識するだけで仕事が楽しくなりますよ。
疲れが溜まっているから
長時間労働や連勤が続くと、心身ともに疲労が溜まってしまいます。「仕事後にどっと疲れが出る」「休んでも疲れが取れない」という場合は、労働時間の短縮やシフトの調整を申し出て、休息時間をしっかり確保するようにしましょう。
学校や家事などアルバイト以外の予定で忙しいから
学校の行事や家事などの予定が詰まっていると、アルバイトの時間が惜しくなったり集中できなかったりして、行きたくないと感じることもあるでしょう。上手くリフレッシュしたり、プライベートと仕事は別だと割り切ることで気持ちが軽くなり、仕事に打ち込めるようになります。ほかの予定とうまくバランスを取りながら、取り組むことが大切です。
アルバイトに行きたくないときの3つの対処法
では、アルバイトに行きたくないときには、どのような対処をすればよいのでしょうか。以下、3つの方法について紹介します。
あまり深く考えずにまず動いてみる
アルバイトに行きたくないと少しでも感じたら、そのことについてあまり深く考えないようにしてみましょう。あまり深く考えると重い腰がさらに重くなり、余計に行きたくないと感じてしまいます。
シフトが入っている日は、時間が早くてもとりあえず準備をして家を出るようにしてみましょう。早めに家を出て、近くのカフェで過ごしたり、早めに職場へ行って仲間と話をしたりすることで、気分転換ができるかもしれません。
体を動かしてストレスを発散する
体を軽く動かすことは、リフレッシュや気持ちの切り替えにもつながります。ヨガ、ストレッチ、ウォーキングなどといった軽い運動を行うことで、ストレスを発散させてみるのもおすすめです。
アルバイト終わりのご褒美を用意しておく
アルバイト終わりには、日々頑張っている自分へのご褒美を用意することで、モチベーションが維持しやすくなります。「アルバイトが終わったらおいしいものを食べる」「連勤した次の日は、推し活に励む」など、楽しみをつくっておくとよいでしょう。
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どうしても気分が優れないときは思い切って休みを取る
我慢しながら生活をしていると、心身ともに疲れ果ててしまいます。どうしてもアルバイトに行きたくない日や気分が優れないときは、無理せず休むようにしましょう。
注意すべきなのは、無断欠勤はしないと言うこと。無断で休むとアルバイト先に迷惑がかかるため、事前に必ず連絡をするようにしましょう。また、有給休暇は、アルバイトやパートでも取得することができます。有給休暇をうまく活用しながらリフレッシュすることがおすすめです。
アルバイトに行きたくないときは、自分なりに気持ちを切り替えることが大切!
アルバイトに行きたくない気持ちを抱えたまま出勤すると、ストレスがかかり、長続きしない要因にもなります。ストレスを抱えたまま仕事をすると、職場の人間関係が悪化するほか、余計にアルバイトにいきたくないと感じる悪循環に陥る可能性もあるでしょう。
何となく気が重く、ストレスを感じることは誰でもありますが、ネガティブな気持ちのまま出勤するよりも、前向きな気持ちに切り替えたほうが、アルバイトの時間を有意義なものにできます。また、「たまたま不調の波がきている」「いつもはそんなこと考ないけど、今日は調子が出ない」という場合は、無理して気持ちを切り替えず、「そういう日もある」とありのままを受け入れることも大切です。
どうしても気分が晴れず、人に相談しても改善されない場合は、思い切って新しいアルバイト先を探すことも検討してください。
タイミーなら働きたいときだけ働ける!
アルバイトに行きたくないと思ったときは、現在の職場にこだわらず、新しい環境で働いてみるのもおすすめです。タイミーなら、面接や履歴書の必要なく、好きなときに好きな場所で最短1時間から働くことができます。新しい環境で働いてみたいと思う人は、ぜひタイミーで検索してみてはいかがでしょうか。
- タイミーラボ編集部
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