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今年8月に実施された第1回ギグワーカー大賞にて、「新たな自分の可能性」のエピソードで優秀賞を受賞されたかなかなさん(仮名)(38)にお話を伺いました。
ギグワーカー大賞とは、タイミーの仕事をするなかで得られた気づき、学び、出会いなど具体的なエピソードをワーカーさんから募集・発表することで、より多くの方にギグワークという新しい働き方について知ってもらうための賞です。
今回の取材では、タイミーを利用して家事・子育て・仕事を両立させ、「自分のペースでいきいきと生活できるようになった」というかなかなさんに、スキマバイトと家事・子育ての両立のコツや働くときに意識することを話していただきました。
家事や子育てをしながらも新しいことに挑戦してみたい方、空いた時間に無理なく働きたい方は、ぜひ参考にしてみてくださいね!
疲れているときは仕事を入れない選択も。「マイペースな働き方」をスキマバイトで。
—— タイミーを利用し始めたきっかけを教えてください。
家事と子育ての合間をぬって続けた前職の忙しさから、体調を崩してしまったことがきっかけです。
以前は大手飲食チェーン店のホールとキッチン、両方のスタッフとして働いていました。お客様の入店対応やお会計、キッチンの食材仕込みもおこなっていたため、常に緊張状態で店内を立ち回っていました。子供たちを学校へ送り出してすぐに出勤し、9時から17時まで働いて、子供たちの習い事の送り迎えをしてご飯をつくる.......という息つく間もない毎日。さらに地域役員の仕事が重なったこともあり、精神的に限界を感じていたようで、体調を崩してしまったんですよね。肉体労働で疲れてしまって子供たちとの時間を十分に取れないことへの後ろめたさもあったため、この機に自分のペースを大切にできる働き方に変えようと思い、前職を辞めました。
家計のためにも働くことは続けたかったため、ほかの派遣バイトにも登録したのですが、コロナ禍で仕事が少なく、なかなか自分の希望に合う条件の職場で働けなかったんです。そんなときに、たまたまタイミーのCMを観て「これだ!」と思い、すぐにアプリをインストールしました。
使用してみると求人の空き状況がすぐにわかるため申し込みやすく、「もうこれさえあればいいや!」と思ったため、アルバイトをするときはタイミーを利用するようになりましたね。
——タイミーを利用して働くときは、どんな勤務先に行くことが多いのでしょうか?
うどん屋さんやそば屋さんのホールスタッフ、パスタ屋さんの洗い場など、前職での飲食店勤務の経験を活かせる勤務先によく行っています。
そのほかにも、お花屋さんで寄せ植えづくりをする仕事や、「もくもく作業に挑戦してみたい」という理由からパチンコの部品を数える仕事など、家から1時間以内で通える範囲でさまざまな勤務先に挑戦しています。ガーデニングが趣味なので、特にお花屋さんの仕事はリピートして働いていますね。
——タイミーで働くときは、どのくらいのペースで働いているのですか?
さまざまな勤務時間や日数を試して、週に3〜4日、9時〜17時くらいの時間帯の中で6〜7時間ほど働くのが自分に合うとわかりました。一日に働く時間は前職とあまり変わりませんが、「明日も仕事だ」と思わずにいられることで、気持ちがかなり楽になりました。
また以前は「人手が足りないときは力にならなきゃ!」と昼夜問わず働いていましたが、いまは「気に入っていただけたらまた来よう」と肩の力を抜いて働けるようになりましたし、疲れているときは仕事を入れない選択もできます。自分のペースで無理をせずに生活できているなと感じますね。
「頑張りを見てくれている人はいる」認めてもらえる喜びを感じた飲食店でのスキマバイト
——タイミーを利用するときに不安だったことはありますか?
「勤務先で歓迎されるだろうか」という不安は感じていました。一緒に働くバイトのみなさんは若い方が多いと思うので、初めての勤務先で「冷たくされたらどうしよう......」と心配になることはいまでもあります。ですが、実際に行くと学生の方たちも気さくに話しかけてくれますし、わからないことは丁寧に教えてくれるので、嫌な思いをしたことはいままで1度もありませんね。
—— 反対に、自信を持っていたことはありますか?
忙しい飲食店で働いていたことは強みだと思うので、やはり接客には自信がありました。実際に、“目線を下げずにお客様の状況をよく見て、すぐに対応する” “お客様が注文を迷っていたら「また伺いますね」と声をかけて離れる”など、前職で意識していたことをそのまま活かせたときは、前職での特訓の成果を感じましたね。
タイミーで応募して働いた勤務先のお客様や社員の方々から接客を評価していただき、すごく嬉しかったです。
—— 具体的にはどのように評価をされたのでしょうか?
複数回働いたお店に来店したお客様から、「かなかなさんの接客が丁寧で、感じがよかった。」とお褒めの言葉をいただいたことが何度かあったんです。また社員さんから「常勤で働いてほしい」と声をかけていただいたこともあり、「頑張りを見てくれている人はいるんだ」と嬉しくなりました。常勤に誘ってくださった店長には、「接客業の神」と言われて驚きましたね(笑)。
—— タイミーで働くときに意識していることはありますか?
初対面で何時間も一緒に働かせていただくので、第一印象となる朝の出勤時から、礼儀正しく振る舞うことを意識しています。たとえば、店舗入り口から店内奥の控え室へ通されるとき、通りすがりに出会う社員のみなさんにも「失礼します」とお声がけしたり、社員の方の目をしっかり見て大きな声でハキハキと挨拶したりします。
またタイミーを利用するようになって、より一層集中して働こうと思うようになりました。勤務先のお店は人手が足りないからタイミーで募集をかけているのだと思いますし、定員オーバーで入れなかったワーカーさんもいると思うと、「この人が来てくれてよかった」と感じてもらえるように頑張れます。特に接客では、きちんと目を合わせながら会話をしたり、お客様の様子を見て何気ない話題で話しかけたりと、またお店に来てもらえるように工夫することを心がけていますね。
「色々な仕事をこなせてすごい!」ママ友の言葉で気がついた、自分の新たな強み
——タイミーで働いてよかったことはありますか?
さまざまな年代の方と出会うことができ、そこで人生のためになる話を聞けたのはよかったと思います。個人経営のお店で働いたときには、店長さんに人生相談をしたこともありました。一緒に働いた方の視点で、私の強みや向いている仕事についてのアドバイスをいただけて、参考になりました。
また、タイミーを利用して「挑戦すればできるんだ!」と自信がつきました。飲食店や工場、お花屋さんなど、さまざまな仕事に挑戦できるのがタイミーのいいところ。ママ友にタイミーでの経験を話すと「なんでもできてすごいね!自分はそんなに色々なことをこなせないよ」と言われることが多く、日々異なる仕事に挑戦してすぐに適応できるのは、当たり前のことではないんだなと思わされました。タイミーでの仕事のおかげで、自分の新たな強みを知れた感覚ですね。
——今後はどのようにタイミーを活用していきたいですか?
現在は週に3日ほど一般の会社で働いているので、空いている日にタイミーを利用して家計の助けにしていきたいと考えています。実は、自分の体調のペースに合わせて、さまざまな仕事をタイミーで経験しているうちに前向きな気持ちになり、面接を受けた会社から採用をいただいたんです。
お花屋さんの仕事もお彼岸やお盆の時期には多くの募集があるので、タイミングが合えばまた働きたいですし、まだまだ経験していない業種があるので、それらにも挑戦していきたいです。
子育て中に働くなら、タイミーでスキマバイトを
——スキマバイトと家事・子育ての両立をするために意識していることはありますか?
たとえば「朝が弱いから洗濯は夜にやろう」「最近疲れているから、明日は仕事を入れないお休みの日にしよう」というように、自分に合うやり方やペースを見つけていくことを意識しています。
以前は仕事で疲れすぎて気づくと寝てしまっていたり、子供にあまり構えなかったりしていて、そんな自分が嫌だったんですよね。ですが、いまは無理せずに余裕を持って働けているので、家事をこなしつつ子供と過ごす時間も増やし、いきいきと生活できるようになったなと感じています。
——これからタイミーを利用される子育て中の方へアドバイスをお願いします。
子供が幼くてなかなか働き口が見つからなかったり、子供の体調不良による急な欠勤が不安で職探しがなかなかできなかったりするママさんには、ぜひタイミーを利用してみてほしいです。
「明日予定がないから働こうかな」と、無理なく自分のペースで働けるのはタイミーならでは。幅広い職種から選んで応募できるので、きっと自分に合う仕事が見つかると思いますし、行ってみると新たな気づきや出会いがあるので、一度挑戦してみてほしいなと思います。
- タイミーラボ編集部
タイミーラボは、株式会社タイミーによるオウンドメディアです。
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