私のタイミー生活

タイミーワーカーから正社員へ——採用を担当した教育トレーナーとともに語る「相思相愛のマッチング」の秘訣

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タイミーワーカーから正社員へ——採用を担当した教育トレーナーとともに語る「相思相愛のマッチング」の秘訣

目次

タイミーで働く職場で、正社員に採用される——そんな新しいキャリアの築き方をしているのが、佐川グローバルロジスティクス株式会社(以下、SGL)で働く眞野寛子さん(写真右)です。

常連と言えるほど何度もSGLの現場に通った結果、教育トレーナーをしている宮地友美さん(写真左)の目にとまり、パートナー社員を経て正社員に登用されました。

今回は、眞野さんと宮地さんから、正社員採用に至った経緯と相思相愛のマッチングを実現するポイントについて聞きます。

取材ご協力先
佐川グローバルロジスティクス株式会社

佐川急便株式会社をはじめとした事業会社で構成される総合物流企業グループであるSGホールディングスグループの一員。物流コンサルティングやプラットフォーム物流、オーダーメイド物流、輸送チャーターなど3PL事業を展開している。

https://www.sagawa-logi.com/company/outline/index.html

「働いている眞野さんの姿が輝いて見えた」

——タイミーワーカーとしてSGLで働いていた眞野さん。正社員になるまでの経緯を教えてください。

眞野さん:
2021年の10月頃に宮地さんから「パートナー社員 (*1) にならない?」とお声掛けいただきました。職場の雰囲気が好きだったのでぜひと思い、12月からパートナー社員として働き始めたんです。2022年4月に正社員のオファーをいただき入社しました。
*1:パート、アルバイトの総称

宮地さん:
眞野さんのことは彼女がワーカーだった時代からよく知っていたんです。私は営業所の統括として、ワーカーさんの出退勤をチェックしたり、事務関連のことでコミュニケーションをとったりする仕事をしています。さまざまなワーカーさんを見てきましたが、彼女が現場で働く姿は、他の人と比べても輝いて見えたんです。

——どのような部分が輝いて見えたのでしょうか?

宮地さん:
彼女は理解力があって、言われたことをきっちりとこなしてくれます。パートナー社員と同じレベルでテキパキと働いていました。周囲のメンバーともいい関係性を築いている様子をみて、一緒に働きたいと思うようになり、声をかけたんです。

眞野さん:
初めはすごく驚きました。タイミーから社員になる可能性があることを知らなかったので。

宮地さん:
たしかに、最初は「あ......はぁ......」という感じで戸惑っていましたね(笑)。私の方から何度もお話をして、ようやく受け入れてもらったんです。それから、パートナー社員の仕事をお任せして、眞野さんの人間性や仕事の能力、周囲の人との関係性などを見極め、今年になって正社員のオファーを出しました。

ワーカーがリピートしたくなるような職場

——なぜ、眞野さんは社員のオファーを受け入れたんですか?

眞野さん:
働く人の雰囲気が自分にあっていると感じたからです。明るい職場で社員の方にも話しかけやすく、ここならずっと働けるな、と。

一緒に働く人の中にはお母さん世代の方も多くいます。仕事だけではなく生活面の話ができることも魅力です。夕食や朝食の献立について話したりできる生活環境の近い人たちがたくさんいたことが、安心感に繋がりました。

宮地さん:
SGLでは「コミュニケーション第一の職場環境」を作っています。社員同士の会話はもちろん、日替わりで入るワーカーさんとの会話も大切にしているんです。その方が安全に働けますし作業も進みます。頻繁に声を掛け合う雰囲気があると、働きやすい環境になるんだと思います。

眞野さん:
そういう環境を用意してくれるところは、自然とワーカーさんから人気になりますよね。実際、SGLの求人は掲載されたらすぐに埋まるほど大人気でした。私もSGLの現場では、チェックアウト(退勤)してすぐに、次のSGLの案件に申し込んでいました。一企業あたりの上限ギリギリまで入っていたので、立派な常連ワーカーだったと思います。

——常連になるほど魅力を感じていたんですね。

眞野さん:
はい。それに加えてもともと身体を動かす仕事が好きだったので、物流倉庫での仕事は全く苦ではありませんでした。筋トレになればいいな、と思いながら働いていたくらいです(笑)。

一緒に働く従業員の皆さんは優しく、あまりに重そうな荷物は男性が代わりに持ってくれたりもしました。女性も活躍できる環境だと思います。

——宮地さんにお伺いします。眞野さんのような素敵な社員さんを採用するためのポイントはなんだと思いますか?

宮地さん:
まずはワーカーさんがリピートしたくなるような環境を作ることです。ある程度の回数入ってもらわないと、長く働ける人かどうかをお互い見極めることはできません。

また、ワーカーさんをほったらかしにしてはいけないと思います。作業指示をして終わりではなく、その途中経過を見たり、受け答えを見たりすることが重要なんです。やっぱり、日頃のコミュニケーションが何より大切だと思います。

SGLは人として成長できる会社です

——「コミュニケーション」へのこだわりが伝わってきました。現在、眞野さんはどのようなお仕事をされているんですか?

眞野さん:
パートナー社員さんの教育と、収支や在庫の管理をしています。ワーカー時代にやっていたような作業もたまにやっていますが、ほとんど指示側に回り、実際に手を動かすのはパートナー社員さんにお願いしています。

——社員になってみて、SGLの職場に対して感じる印象に変化はありましたか?

眞野さん:
安心して働けることに加えて、「人として成長できる職場」だなと思いました。言われるがままの作業をこなすだけの会社もあると思いますが、SGLは通常業務以外にも様々な仕事に挑戦することができます。

例えば、人前で話すのが苦手な私がパートナー社員さんの教育を任されています。また先日は、パートナー社員のお子さんたちが職場見学にくる「夏休み子ども参観」というイベントにも関わらせてもらったんです。

宮地さん:
そのイベントは、親御さんがどういう仕事をしているのかをお子さんに知ってもらうという企画です。荷物のピッキングや商品の配送を体験してもらったり、倉庫の中を案内したりしました。眞野さんは進行役としてしっかりとイベントを仕切ってくれたんです。

——さまざまな成長の機会があるんですね。宮地さんからみて、眞野さんの変化はどう見えていますか?

宮地さん:
イベントを仕切れるくらい人前で話せるようになったのは大きな成長だと思います。さらに最近は、私が持っている業務の内のひとつを彼女に伝授しているんです。私がお休みの日でもスムーズにこなしてくれているので、その点でも成長を感じています。

眞野さん:
嬉しすぎます......(笑)。

手前味噌ですが、最初の頃よりは「パートナー社員さんに頼られる」ようになったと感じています。他の方ではなく私に直接聞いてくれることが多くなったので、ちょっとは成長できたのかな、と。まだまだなので、引き続き努力していきたいと思っています。

将来的には職場のリーダー的存在に

——今後の目標はありますか?

眞野さん:
収支管理のより詳しい部分や月末の締め作業、契約関連の業務など、まだ先輩に頼っているところがあります。ひとつずつ身につけていけたらと思っています。

——宮地さんが眞野さんに期待していることはありますか?

宮地さん:
眞野さんには職場のリーダー的存在になって欲しいと思っています。若く可能性もあるし、現時点でもさまざまなスキルを持っているので、それを全面的に活かしていけばできるはずです。職場のみんなも、そういう眞野さんの姿を望んでいると思います。

——今後が楽しみですね。

眞野さん:
ちょっと恐れ多いですね(笑)。タイミーを始めた頃は、こうやって言ってもらえる未来が来るなんて、全く思っていませんでした。ただ振り返ってみると、SGLの皆さんはいつも私を応援してくれていました。

ワーカーからパートナー社員、パートナー社員から正社員になった時もそう。関わりのあった方々が温かい声をかけてくれたんです。周りの環境や人のことを知った上で、正社員として働けるのはタイミーを利用していたからこそだと思っています。

どんなところにチャンスが転がっているかわかりません。これからタイミーを使う方にも、そういう可能性も考えながら、興味のある職場で働いてみることをお勧めしたいなと思います。

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/media/タイミーラボ編集部
タイミーラボ編集部

タイミーラボは、株式会社タイミーによるオウンドメディアです。

https://lab.timee.co.jp/

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