さくらんぼの箱詰めからりんごの間引き作業まで。福島の果樹園でスキマバイトに挑戦！＜タイミーお仕事レポ＞

タイミーには、「第一次産業に関わる仕事」が多く掲載されているのをご存知ですか？　実は農業とスキマバイトは相性が良く、旬の野菜や果物の収穫や袋詰め、家畜の餌やりなど魅力的なお仕事が揃っています。

しかし、仕事内容に興味があっても「農業のスキマバイトって、何をするの？」「体力は必要？」「未経験でも大丈夫？」といった不安や疑問を感じる方もいるのではないでしょうか？

そこで今回は、果樹農家でのお仕事をレポートするため、福島県福島市飯坂町にある「まるせい果樹園」にお邪魔しました。実際の仕事を体験しつつ、代表の佐藤さんに果樹園で働く上でのポイントも伺います。

※インタビューはマスクを着用し感染対策をした上で実施しております。

★記事最後には、まるせい果樹園の案件情報を紹介中です。ぜひ最後までご覧ください！

タイミーで果樹園のお仕事に挑戦！

まるせい果樹園の敷地面積はおよそ9.5ヘクタール。その広さは、東京ドーム2個分なんだとか。さくらんぼ、もも、なし、ぶどう、りんご、柿と豊富なラインナップを栽培しています。また、旬の果物を使ったスイーツが食べられるカフェ「森のガーデン」（期間限定）や、取れたての果物が購入できる直売所も隣接しています。

果樹園に隣接された販売所でのお仕事

まずは直売所でのお仕事からスタート。直売所では主に接客・販売、箱詰め作業、梱包用資材の準備、店内美化などを担当します。今回はさくらんぼの箱詰めを教えてもらいました。

収穫された大量のさくらんぼを、傷がないか一つひとつ丁寧にチェックしていきます。

軸の向きを揃えて詰めるのが、美味しそうに見えるポイントです。

箱詰めができたら、発送準備をしたり直売所の店頭に並べたりします。お客様に商品をご案内することもあるので、笑顔で対応します。

美味しく育てるために重要な、りんごの間引き作業

次は果物の管理業務にチャレンジ！タイミーで働きに来た場合、農園内での間引き（摘果）や収穫作業などを担当します。

6月上旬は、青くて小さいりんごの間引き作業を行います。間引きとは、生育の良い芽や苗、実を残し、それ以外を摘み取ってしまうこと。栄養が行き渡った美味しい果物にするために、とても重要な工程です。

果物はとても繊細ですから、全ての工程において人の手で大切に扱わなければなりません。どの実を残すのかといった選定ポイントから摘み取り方法まで、丁寧に説明してもらいます。

りんごは一房に5〜6個実っているので、真ん中の大きいものを選び、それ以外は摘み取っていきます。

生えている方向と反対に引っ張ることですぐに摘み取れます。コツを掴めば、ハサミを使わずに摘むことができますよ。

今回は軍手で参加しましたが、「ゴム製・シリコン製の手袋」が作業しやすくおすすめ（写真左が正解！）。服装や持ち物でわからないことがあったら事前にタイミーアプリ内のメッセージ機能で確認してくださいね。

りんごはどのように実るのか、美味しいりんごはどういうものなのかなど、具体的に教えてもらえるので、一つひとつ理解しながら仕事をすることができました。

今回は箱詰めと間引き作業の様子をレポートしましたが、季節によっては収穫や果物狩りの案内などのお仕事も。ワーカーさんの意向や体力、スキルに合わせてさまざまなお仕事を任せていただけるようです。

実際にまるせい果樹園で働いたワーカーさんからは、このような声をいただいています。

皆さんとても気さくな方々ばかりで、雰囲気の良い職場でした。（40代男性）

説明がわかりやすく初めてでも丁寧に教えていただけたので、安心して業務に取り組めました。（40代女性）

皆さんとても優しかったです。さくらんぼを買っていくお客さんの笑顔が嬉しかったです。（20代女性）

「お客様を笑顔にしたい」代表の佐藤さんに、果樹園で働く上で必要なことを聞きました。

取材にご協力いただいたまるせい果樹園の代表、佐藤清一さんに果樹園で働く上で必要なことをお伺いしました。

——今日はありがとうございました！まるせい果樹園では、たくさんの種類の果樹を育ててるんですね。まるせい果樹園代表の佐藤清一さんにお話を伺いました

私たちの果樹園では、さくらんぼ、もも、なし、りんごなどを栽培しており、最近ではあんぽ柿も始めました。6月から翌年の1月ぐらいまでは途切れることなく収穫をしています。収穫作業と同時に、他の果樹の管理業務（間引きや摘果など育てるまでの工程）も発生します。並行していろんな作業をする必要があるので、従業員は20名ほどいますが、繁忙期には人手が足りなくなります。

これまでは求人広告媒体で募集したり、知り合いに声をかけたりして人材を集めていましたが、スポットで利用できるなんて新しいサービスだなと思って、タイミーを利用することにしました。

——タイミーを利用してみていかがでしたか？

とても助かっています。最初は直売所の接客・販売を任せていたのですが、みなさんとても楽しそうに仕事をしてくれたんですね。私たちは、お客様全員が笑顔になってほしいという想いでこの果樹園を運営しており、地域を福島を元気にしていきたいんです。ですから、ワーカーさんも一緒になって笑顔になってくれると嬉しいんです。

何回か利用しているうちに、他の作業もお願いできるんじゃないかって思って。最近ではりんごの一輪摘果（1つだけ残して他を取り除くこと）の作業を依頼しています。今後忙しくなってくるので、さくらんぼの収穫作業もお任せできるんじゃないかと期待していますよ。

——いろいろなお仕事を任せていただけて嬉しいです。果樹園で働いたことがない方も多いと思うのですが、ワーカーさんを何か受け入れる際に意識していることなどはありますか？

その果物のことを深く知ることで、自然と一つひとつの作業の仕方が変わってくるんですね。ですから作業してもらう方には、できるだけ果物のことを知ってほしいんですよ。

そのため、初めての方がいらっしゃった際には、扱っていただく果物について具体的に教えています。

作業工程だけではなく、「どうやって実るのか」「その工程をしないとどうなるのか」など背景や理由をセットにして伝えることで、愛着をもって果物と接してくれるでしょう？そのため、わからないことがあったらすぐに聞いてほしいです。「どれが美味しいんですか？」なんて些細なことでも歓迎です（笑）。

——楽しそうですね！　お話を伺って果樹園での仕事に興味が出てきましたが、果樹園で働くことに向いているのはどのような方でしょうか。

体力が必要な仕事ですが、それ以上に「繊細さ」が必要です。野菜や米と違って、果樹は機械化ができない部分が多いんですよ。何をするにも人間の手で優しく扱わないといけません。そのため、一つひとつ果実を大切に扱ってくださる方だとありがたいです。

ワーカーさんの多くが初心者の方です。最初は時間がかかるかもしれませんが、慣れれば早くできるようになりますから安心してくださいね。

——最後に、農業に興味があるワーカーさんにメッセージをお願いします。

私たちは「多くの人を笑顔にしたい」という想いを持って、一つひとつの果実が美味しくなるように、愛情を込めて育てています。そのため、少しでも興味を持って一緒に作業を手伝ってくださると嬉しいです。果実に触れていると、自然に笑顔になりますよ。わからないことはスタッフ全員で教えますので、なんでも聞いてください。一緒に汗をかきましょう！

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タイミーラボ編集部

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