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イベントスタッフバイトは、比較的時給が高く、未経験者でも採用されやすい仕事です。短期・単発の求人も多く、夏休みなどの長期休暇限定で働きたい場合にも向いています。本記事では、イベントスタッフバイトの仕事内容や、向いている人の特徴について解説するほか、イベントスタッフとして働くメリット・デメリットについて紹介します。
イベントスタッフバイトとは?
イベントスタッフバイトは、主に以下のようなイベント運営をサポートします。
- ライブ・コンサート
- フェスティバル
- 企業の展示会
- スポーツ試合
- 遊園地でのショー
- 商業施設での催事 など
イベントスタッフバイトの勤務形態は、1日単位で働く単発バイトや数週間限定の短期バイトもあります。スポットで働きたい人や短期間に集中して働きたい人などに向いている仕事といえるでしょう。
イベントスタッフバイトの仕事内容
ここからは、イベントスタッフバイトの仕事内容について説明します。
設営スタッフ
設営スタッフの具体的な仕事内容は、以下のとおりです。
- 客席の準備
- グッズ販売会場の設営
- チラシ類・案内板の設置
- 音響・照明設備の搬入・搬出
- ステージや客席の解体
- イベント終了後の清掃
設営スタッフは、イベントのスケジュールに沿って、上記のような仕事を迅速かつ丁寧に対応することが求められます。機材の搬入・搬出や、ステージの設営・解体など、力のいる仕事が多いため、体を動かしたい人におすすめです。
運営スタッフ
運営スタッフの具体的な仕事内容は、以下のとおりです。
- チケットの販売・もぎり
- 入退場の誘導・案内
- チラシやパンフレットの配布
- 荷物の預かり
- 迷子の対応
- グッズ販売
運営スタッフは、お客様対応も多いため、コミュニケーション能力などの対人スキルに自信のある人におすすめです。
イベントスタッフの時給・勤務時間
2023年3月の求人統計データ(求人ボックス参照)によると、イベントスタッフのアルバイト・パートの平均時給は1,082円です。また、イベントスタッフバイトの主な勤務形態は、以下のとおりです。
- 日雇いバイト
- 数週間限定の短期バイト
- シフト制の長期バイト
イベントスタッフの勤務形態は、各イベントによってさまざまです。求人に申し込む際には、希望する勤務形態かどうか、事前に確認しておきましょう。
イベントスタッフバイトの探し方
イベントスタッフバイトの探し方としては、主に以下の3つが挙げられます。
- イベントの主催会社の求人
- イベントの主催会社に委託された会社の求人
- 登録した派遣会社からの紹介
イベントの開催時期は、春休み・GW・夏休み・シルバーウィーク・年末年始などの長期休暇に多いです。派遣会社やイベント主催会社は、こうした長期休暇や大型連休に開催するイベントの人手を募集するため、およそ1~2か月前から求人を募集する傾向があります。
イベントスタッフバイトを探す際は、求人が増えるタイミングも意識して、探してみるとよいでしょう。
イベントスタッフバイトの楽しいところ・メリット
ここでは、イベントスタッフバイトの楽しいところやメリットについて紹介します。
スキマ時間で効率よく稼げる
イベントスタッフバイトは、日雇いや短期限定といった単発の求人が多く、スケジュールの空いている日やスキマ時間を使って効率よく稼ぐことができます。休日限定の副業としてもおすすめです。
比較的時給が高い
イベントスタッフは、単発採用やアルバイト雇用が多く、また拘束時間(勤務時間)が長めであることから、時給が比較的高めに設定されています。そのため、短時間で効率的に稼げるメリットがあります。
また、イベントスタッフバイトを何度も経験しているベテランスタッフの場合は、経験値に合わせた時給が設定されるケースもあります。より高い時給で働くことができるでしょう。
未経験者でも採用されやすい
イベントスタッフバイトは、未経験者でも採用されやすく、特別な資格やスキルがなくても挑戦できます。ただし、未経験者の場合は、初めに何をしてよいかわからないこともあるため、求人に申し込む際には、教育体制やマニュアルが充実している仕事を選ぶと、より安心して働くことができます。
イベントによっては有名人に会える
イベントスタッフバイトは、有名アーティストのライブやコンサートの運営に携わる機会も多く、運がよければ有名人に会える可能性もあります。働く上では、もちろん仕事に集中しなければなりませんが、この仕事ならではの貴重な体験ができるかもしれません。
敬語やマナーが身につく
イベントスタッフバイトは、各イベントに応じて服装などの身だしなみを変えなければならないため、TPOに適した対応を自然に身につけることができます。とくに、企業の展示会などのイベントスタッフとして働く場合は、ビジネスマンのひとりとしての振る舞いが求められることが多いため、社会人に必要なビジネスマナーも身につくでしょう。
イベントスタッフバイトのきついところ・デメリット
ここでは、イベントスタッフバイトのきついところやデメリットについて解説します。
体力的にきつい
イベントスタッフバイトは、1日中立った状態で勤務することが多く、体力的にきついと感じる傾向にあります。とくに、イベントの設営スタッフは、荷物の運搬、設備の搬入・撤収作業を行わなければならないため、相当な体力が必要です。しかしその分、体を鍛えられたり、チームワークを意識して行動するといった協調性や組織力なども身につけられたりするため、イベントスタッフバイトに挑戦することは、社会勉強の一環として貴重な経験となるでしょう。
長時間拘束されるケースが多い
イベントスタッフバイトは、長時間拘束されるケースが多く、場合によっては深夜や早朝に働かなければなりません。体力的に余裕のある日に絞って勤務するとよいでしょう。また、イベントスタッフバイトは、スタッフ同士で連携して業務を進める機会が多いことから、仲間との交流を通じて友人が増える可能性も広がります。
収入面において不安定
イベントスタッフバイトは、日雇いや短期・単発の求人が多く、繁忙期以外はイベントの数が少ない時期もあります。そのため、収入面で不安定になりやすい職種です。とくに野外イベントは、急な悪天候で予定が変更される可能性もあり、スケジュールを臨機応変に調整する必要があるでしょう。イベントスタッフとして働きながら安定した収入を得たい場合は、ほかのアルバイトとうまく組み合わせて働くことをおすすめします。
【口コミ】イベントスタッフのバイトのレビュー
イベントスタッフの仕事内容を紹介してきましたが、実際に働いたことのある人の反応はどうなのでしょうか。タイミーのアプリを使ってイベントスタッフのバイトを経験したワーカーの口コミを紹介します。
イベント会場での整列や誘導のお仕事でした。トイレと自販機の場所を複数人から聞かれるので、場所を最初に確認しておいた方が良いと思います。スタッフの方が皆、きちんと丁寧な対応だったので質問もしやすく、楽しくお仕事できました。(40代・女性)
場所への誘導など様々な仕事をやらせて頂きました。最初は慣れず難しかったですが、ご家族や小さなお子様と関わっていくうちに自然と笑顔になれて、楽しく終えることができました。また機会があれば働きたいです。(20代・女性)
イベントホールでのシステムパネル撤去作業でした。この手の仕事はバタバタと慌ただしい感じになりがちですが、こちらの企業様はとても落ち着いた雰囲気で指示も的確に下さり、結果として安全かつスムーズに作業を終えることができました。同じ仕事でもやり方ひとつでこうも変わってくるのかと大変勉強になりました。(40代・男性)
立ち仕事で大変でしたが、やりがいがありました!(10代・女性)
イベントスタッフバイトに向いている人
イベントスタッフバイトに向いているのは、以下のような人です。
- イベントが好き
- コミュニケーション力が高く、協調性がある
- 臨機応変な対応ができる
- 体力に自信がある
- イベントごとに異なる現場で働くなど、仕事内容に変化がほしい
音楽やスポーツが好きな人であれば、より楽しんで仕事に打ち込むことができるでしょう。仲間と協力してイベントを盛り上げる仕事をしたい人は、ぜひイベントスタッフバイトに挑戦してみてください。
イベントスタッフのアルバイトを探すならタイミー!
イベントスタッフバイトは、長時間の拘束で体力の必要な仕事ですが、日雇いや短期限定の求人が充実しており、自分のペースで空いた時間に働けるメリットがあります。面接・履歴書不要で働き方を自由に選べるスキマバイトサービスの「タイミー」は、イベントスタッフの求人が充実しています。イベントスタッフバイトをお探しの人は、ぜひタイミーを活用してみてはいかがでしょうか。
- タイミーラボ編集部
タイミーラボは、株式会社タイミーによるオウンドメディアです。
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