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アルバイト面接での正しい言葉づかいとは?面接でよくつかう敬語や注意点を解説

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アルバイト面接での正しい言葉づかいとは?面接でよくつかう敬語や注意点を解説

目次

「アルバイト面接で使用するべき正しい敬語って何?」「言葉づかいで気をつけなければならないことを知りたい」という人は、多いのではないでしょうか。なんとなく使っている敬語が、実は誤っているという可能性も。

本記事では、アルバイト面接における正しい言葉づかいや面接で使用することの多い敬語、NGな言葉づかいについてくわしく紹介します。これから面接の予定のある人は、ぜひ参考にしてください。

面接では「正しい言葉づかい」をしないと落ちるって本当?

面接において、正しい言葉づかいでなければならないという厳密なルールはないものの、間違った言葉づかいは相手に悪印象を与える恐れがあります。

しかし、「ただ正しい言葉づかいをすればよい」というわけではありません。必要以上にかしこまる必要はなく、面接の状況に適した言葉づかいを心がけることが大切です。また、面接では若者言葉や流行り言葉を多用してしまうと、面接官の印象が悪くなってしまう場合もあります。

アルバイト面接で気をつけたい言葉づかいに関する注意点

アルバイト面接で気をつけたい言葉づかいに関する注意点_01

以下、アルバイト面接で気をつけたい、言葉づかいに関する注意点について紹介します。

尊敬語・謙譲語・丁寧語を使い分ける

面接において正しい言葉づかいを意識するためには、まず敬語についての理解を深める必要があります。敬語は、「尊敬語」「謙譲語」「丁寧語」に大別され、状況に応じてそれぞれつかい方が異なります。

尊敬語相手を立てる場合に使用する。面接での敬語は、基本「尊敬語」を使う場合が多い
謙譲語自分を下げて相手を立てる場合に使用する。自身や家族など身内が主語になる場合が多い
丁寧語言葉づかいを丁寧にする場合に使用する。文の終わりに「です・ます」、名詞に「お」「ご」をつける場合が多い

応募先の企業を指す言葉は「御社」

アルバイト面接の応募先の企業を表す言葉は、「そちら」「こちら」ではなく、「御社(おんしゃ)」です。ビジネスシーンでは当たり前のように使用する言葉ですが、つかい慣れていない学生などは間違えやすいポイントです。普段から意識しておくとよいでしょう。

また、履歴書などの書類上では、「御社」ではなく「貴社」を使用します。

会話の合間に「あの~」「まあ~」などは極力入れない

「あの~」「まあ~」「その~」などといった会話の合間に挟みがちな「フィラー」と呼ばれる言葉は、面接の場では避けたほうがよいでしょう。フィラーを使うと、聞きとりづらくなったり、自信がないように聞こえたりする原因となります。

また、「お客さまと話をする際も、面接のときと同じ話し方をするのではないか」と、採用担当者に思われてしまうかもしれません。そのため、普段の会話のなかでもフィラーが癖になっている人や、緊張してしまうとついつい出てしまう人は、意識して修正するよう、心がけておきましょう。

若者言葉に注意

学生など若い人たちのあいだで癖になっている可能性の高い「若者言葉」は、面接の場面ではとくに注意しなければなりません。以下のような言葉づかいをすると、採用担当者の印象が悪くなってしまうため、意識して直すようにしましょう。

  • 「~みたいな」
  • 「めっちゃ」「すごい」
  • 「でかい」
  • 「微妙」
  • 「私的に」
  • 「〜ってか」

アルバイト面接でよく使う尊敬語・謙譲語・丁寧語一覧

アルバイト面接でよく使う尊敬語・謙譲語・丁寧語一覧_02

以下、アルバイト面接でよく使う尊敬語・謙譲語・丁寧語を一覧にしました。ぜひ参考にしてください。


尊敬語謙譲語丁寧語
思う思われる、お思いになる存じ上げる思います
考える考えられる、お考えになる検討する考えます
言うおっしゃる、言われる申し上げる、申す言います
行くいらっしゃる、おいでになる参る、うかがう行きます
訪問する訪問される、訪問なさるご訪問する、うかがう訪問します
見るご覧になる、見られる拝見する見ます
見せるお見せになる、見せられるお見せする、ご覧に入れる見せます
読むお読みになる、読まれる拝読する読みます
知るご存じ、知られる存じる、存じ上げる知ります
会うお会いになる、会われるお目にかかる、お会いする会います
来るいらっしゃる、見える参る来ます
聞くお聞きになる、聞かれるうかがう、拝聴する聞きます
あるおありになるあります、ございます
いるいらっしゃる、おいでになるおるいます
いますなさる、されるいたしますします
もらうお受けとりになる、お納めになるいただくもらいます
わかるおわかりになる、ご理解いただくかしこまる、承知するわかります
質問するお尋ねするお伺いする質問させてください
   

アルバイト面接でNGな言葉づかい

ここまでは、面接における言葉づかいの重要性について紹介しました。しかし、なかには採用担当者の印象を悪くしてしまう言葉づかいもあるため、面接でのNG言葉について、例を挙げながら紹介します。

①大丈夫です

「大丈夫です」という言葉は、承諾とも否定ともとれるため、面接の場においては避けるべき表現です。

(例)「今週末からシフトに入れますか?」

はい、大丈夫です。
はい、問題ありません。/はい、シフトに入ることができます。

(例)「お茶は、いかがですか?」

いいえ、大丈夫です。
いいえ、結構です。ありがとうございます。

②~させていただきます

「~させていただきます」は、敬語が重複した二重敬語に当たるため、面接では不適切な言葉づかいです。

(例)部活でキャプテンを務めていることをアピールするとき

いま、野球部のキャプテンを務めさせていただいております。
いま、野球部のキャプテンをしております。

③よろしかったでしょうか

「よろしかったでしょうか」は、現在のことを表しているにもかかわらず、過去形を使用している日本語として不自然な言葉づかいであるため、注意しましょう。

(例)履歴書の提出を求められたとき

履歴書は、こちらでよろしかったでしょうか?
履歴書は、こちらでよろしいでしょうか?

④~になります

「~になります」は、変化するものごとに対して用いる言葉づかいです。不変であるもの、場所などに使用するのは不自然であるため、気をつけましょう。

(例)最寄りの駅を聞かれたとき

自宅の最寄り駅は、〇〇駅になります
自宅の最寄り駅は、〇〇駅です

⑤了解しました

「了解しました」は、上司が部下や後輩などに対して用いる言葉づかいとされており、面接を受ける立場の人が使うのは避けましょう。

(例)「次の面接日程は、〇日〇時でよろしいですか?」

はい、了解しました
はい、かしこまりました/はい、承知しました

⑥参考になります

「参考になります」という言葉の「参考」の意味合いは、相手の考えを自分の考えの足しにすることであるため、目上の人に対する表現としては適しておりません。

(例)質問して回答をもらったり、意見をもらったりしたときの返答

お話、非常に参考になりました
お話、非常に勉強になりました

⑦なるほど/確かに

面接の会話のなかで同意することは重要ですが、「なるほど」「確かに」などといった言葉は、相手の意見や考えを上の立場から評価する意味合いにとられるため、避けましょう。

(例)採用担当者の意見に対する感想を求められられたとき

なるほど、そうですね/確かに、そうかもしれません
おっしゃるとおりです/はい、そうですね

⑧すみません/ごめんなさい

「すみません」「ごめんなさい」は、同等の立場の人に対して用いる言葉づかいです。自身がミスをして謝罪する場合は、使用しないように意識しましょう。

(例)名前などを間違って謝るとき

すみませんでした/ごめんなさい
申し訳ありませんでした/申し訳ございません

敬語を意識しすぎるのもNG

正しい敬語を使おうと意識しすぎてしまうと、本来伝えたかったことが話せなかったり、つっかえてしまったりして、自分自身の本来の良さをアピールできません。仮に、言い間違えたとしても訂正すれば問題ありません。敬語ばかりを意識するのではなく、面接で何を話したいのか、どのようにアピールすれば人となりを知ってもらえるかを考えることが大切です。

まとめ

正しい敬語を理解し、言葉づかいを意識することで、面接での印象は大きく変わります。適切な言葉づかいは、面接のときだけでなく、上司・先輩とのコミュニケーション、商談、接客などを円滑にするスキルとして、いつでもどこでも役立つでしょう。本記事を参考に、適切な言葉づかいをマスターし、明るい笑顔で面接に臨んでみてください。

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/media/タイミーラボ編集部
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