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アルバイトの履歴書の本人希望欄の正しい書き方をわかりやすく解説

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アルバイトの履歴書の本人希望欄の正しい書き方をわかりやすく解説

目次

「履歴書の本人希望欄には何を書けばいいの?」「空欄でも問題ない?」など、履歴書の本人希望欄について、疑問を持っている人もいることでしょう。とくに、アルバイトやパートに初めて応募する人にとっては、何を記入すればよいのかと戸惑うものです。

この記事では、履歴書の本人希望欄の正しい書き方や、書いてよいこと・悪いことについて解説します。記事を参考に、正しい履歴書を作成しましょう。

アルバイトの履歴書の本人希望欄には何を書く?

アルバイトやパートに申し込む際、履歴書の本人希望欄には、応募する仕事に対する具体的な希望や条件を記入します。具体的には、勤務開始日や勤務時間、職種、勤務地に関する要望を記入するとよいでしょう。ただし、なんでも好き勝手に希望を記入してよいわけではありません。応募要項に記載の範囲内での希望を記入しましょう。

たとえば、週3日以上の勤務が条件とされている場合では週4日勤務希望であること、勤務可能店舗が渋谷店・新宿店と記載されている場合では新宿店での勤務希望であることなど、提示されている条件の範囲内で希望を伝えるようにしましょう。

採用担当者は、本人希望欄に記載されている情報をもとに、応募者のニーズや条件を理解し、自社が希望する人材にマッチしているかどうかを確認します。

アルバイトの履歴書の本人希望欄の正しい書き方

アルバイトの履歴書の本人希望欄の正しい書き方

ここでは、履歴書の本人希望欄の正しい書き方を解説します。前述したように、本人希望欄には勤務時間や勤務地に関する希望を以下のように記入します。

【例1】勤務時間や勤務場所の希望

【例1】






勤務時間や勤務日の希望を書きたい場合は、「朝~夜」「できるだけたくさんシフトに入りたい」など曖昧な表現は避け、具体的な時間や日数を示すようにしましょう。

たとえば、「週3日以上の勤務を希望いたします」「平日は学校があるため、土・日・祝日に終日勤務可能です」など、採用担当者が検討しやすいよう、できるだけ具体的に記載するのがポイントです。

また、特に希望がない場合は、以下のように「貴社の規定に従います。」と記入しましょう。

【例2】希望がない場合

【例2】






「貴社の規定に従います」とは、勤務時間や勤務地、給与などの勤務条件について、会社が定める規定に従って勤務できますという意味です。譲れない条件がなければ、基本的にはこのように記載しましょう。

そのほか、記入する際のポイントを以下で解説します。

空欄にしない

とくに伝えておくべき希望がない場合でも、本人希望欄を空欄にするのは避けましょう。空欄にすると、採用担当者に記入漏れがあったのではないか?と思われる可能性があるためです。また、「特になし」と記載するのも控えたほうが無難です。仕事に対する希望がないと思われ、意欲が低いと思われかねません。

希望がない場合は、「貴社の規定に従います。」と記入しましょう。

簡潔に書く

本人希望欄は、内容を簡潔に記入するのもポイントです。長すぎる記述は、採用担当者にとって読みにくく、重要な情報を見落とされる可能性があります。「週4日、◯時~◯時で勤務可能です」「月~水以外で勤務できます」など、わかりやすく簡潔に記入しましょう。

ただし、内容が細かすぎたり、否定的な内容を記入したりすると、シフトの融通が利かないと思われてしまう可能性があるので注意が必要です。たとえば、「新宿店以外は勤務できません」「金・土曜は勤務できません」など、理由もなく記載するのは控えましょう。

また、記入欄をすべて埋める形で、あれもこれも多くの希望を記入するのも控えましょう。わがままな人だという印象を与えてしまいかねません。多少空白を残しておくのもポイントです。

アルバイトの履歴書の本人希望欄に書いてよいこと

アルバイトの履歴書の本人希望欄に書いてよいこと

ここからは、本人希望欄に書いてよいことを具体的な例文とともに解説します。

連絡の取りやすい日時

連絡の取りやすい日時を記載することは、採用担当者にとって、その後の面接の日取りを決める際に役立ちます。具体的な日時を明記することで、連絡をスムーズにとることができるでしょう。

たとえば、「平日の午後3時以降に連絡可能」「土曜日は終日連絡が取れます」などと書くことで、採用担当者が応募者に連絡する最適な時間帯を把握できます。面接日時の調整や採用の手続きが迅速に進むため、両者の時間を有効に使うことができるでしょう。

【例文】
「平日の17時以降に連絡が可能です」
「土曜日と日曜日は終日連絡が取れます」
「毎週水曜日は電話に出られないため、メールでの連絡を希望します」
「午前中に授業があるため、平日は14時以降に連絡をお願いします」

希望する勤務条件について

特筆すべき希望する勤務条件がある場合も、本人希望欄に記入しましょう。自身がどのような環境で働きたいかを明確に示すことができます。

希望する職種・勤務地

飲食店の求人情報には、ホールスタッフとキッチンスタッフ、仕込み担当などの複数の職種を同時に募集しているケースがあります。また、チェーン店などでは、近隣の店舗と合わせてアルバイトの募集を行っていることもあり、複数の勤務地が応募要項に記載されているケースもあります。

そのため、希望する職種や勤務地がある場合は、本人希望欄に記入するようにしょう。

【例文】
「キッチン業務を希望いたします」
「希望職種:レジ業務」
「自宅から徒歩圏内のため、◯◯店での勤務を希望します」
「〇〇店希望(学校が近く、通勤しやすいため)」

シフトの開始希望日

シフトの開始希望日がある場合は、簡単な理由とともに記入しましょう。その際、曖昧な日程を記載するのではなく、明確な日付を記入するのがポイントです。

【例文】
「7月21日から勤務可能です。(学校の夏季休暇が始まるため)」
「試験があるため、1月25日以降の勤務を希望します」

希望シフト

勤務できる曜日や時間が決まっているほか、希望するシフトがある場合も本人希望欄に記入しましょう。その際、応募要項に記載の応募条件に満たない希望は、もちろんNGです。応募先が「週3日以上勤務できる人」を応募条件にしているにも関わらず、「週2日勤務希望」と記入するのは、応募要項を確認していないのと同じです。条件の範囲内で、かつ最低限の希望を記入しましょう。

【例文】
「学校があるため、平日は16時以降の勤務を希望します。土・日・祝日は、終日勤務可能です」
「平日の10時から16時までの勤務を希望いたします。(子どもの送り迎えがあるため)」
「毎週月曜日はサークル活動があるため、月曜日以外で勤務可能です」
「週2日程度の勤務を希望いたします(扶養内での勤務を希望)」

イレギュラーなシフトの変更希望

学生の場合は、テスト期間などは勤務できないケースもあるでしょう。また、子どものいる家庭では、春休みや夏休みなどの長期休暇に入ると忙しくなるため、シフトを減らしてもらう必要があるケースもあります。

このようなイレギュラーな希望も、あらかじめ記入しておくことで、採用担当者も状況を理解しやすくなり、採用の判断がつきやすくなります。採用後に知るよりも、事前に知っておけば対策も取れるため安心です。

【例文】
「1月20日頃から2月10日頃までは試験期間のため、出勤が難しいです」
「8月中は子どもが夏季休暇に入るため、勤務時間を3時間程度にしてもらえると幸いです」

アルバイトの履歴書の本人希望欄に書いてはいけないこと

アルバイトの履歴書の本人希望欄に書いてはいけないこと

履歴書の本人希望欄には、書かないほうがよいことや書いてはいけないこともあります。以降で詳しく解説します。

給与や福利厚生などの待遇について

給与や待遇、福利厚生などに関する希望を記入するのは、控えましょう。これらの内容は、応募要項に記載があることなので、求人情報を確認して確かめてください。それでもわからないことがあれば、面接の際に直接聞くのがマナーです。

とくに、「時給1,500円以上を希望します」「勤務地が遠いため、交通費全額支給を希望します」など、お金に関する希望は、採用担当者に不快感を与えてしまいかねません。

本人希望にそぐわない内容

自己PRや志望動機、質問事項、保有資格など、希望以外の内容を記入することもNGです。これらは専用の記入欄が履歴書にあるため、各所にあった内容をそれぞれ記入しましょう。

質問事項がある場合は、面接の際に直接質問します。ただし、応募要項を確認すればわかることをあえて質問するのはマナー違反です。求人情報をよく確認し、それでもわからないことがあれば、質問しましょう。

なお、本人希望欄には、どうしても譲れないという希望を記入する箇所です。むやみに希望ばかりを羅列しないように気をつけましょう。

まとめ

アルバイトの履歴書における本人希望欄は、勤務するうえでどうしても譲れない希望がある場合に記入するものです。適切に活用することで、働き方や勤務条件に関して明確な条件を採用担当者に伝えることができます。

ポイントは、空欄を避け、簡潔かつ具体的に書くことです。給与や福利厚生の要望は、面接時に直接相談しましょう。これらのルールを守り、適切な履歴書を作成し、新しい仕事にチャレンジしていきましょう。

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/media/タイミーラボ編集部
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