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2021年5月20日(木)〜6月11日(金)に開催された第1回ギグワーカー大賞にて、「多様な職種の経験により見えてくる日常の世界」をテーマにしたエピソードで優秀賞を受賞されたまるちさん(仮名)(18歳)にお話しを伺いました。
ギグワーカー大賞とは、タイミーの仕事をするなかで得られた気づき、学び、出会いなど具体的なエピソードを募集・発表することで、より多くの方にギグワークという新しい働き方について知ってもらうための賞です。
今回の取材では、さまざまな店舗での接客を経験して自分の向いている仕事を知っていくなかで、スキマバイトで働いた居酒屋からそのまま長期採用をされた大学生のまるちさんに、タイミーで得た気づきや大学生がタイミーで働くメリットについて話していただきました。
スキマ時間を有効活用したいと思いつつできていない方や、新しいことに挑戦してみたい大学生の方は、ぜひ参考にしてみてくださいね!
「お店の役に立つ!」強い気持ちが長期採用へと繋がった居酒屋スキマバイト
—— タイミーを利用しはじめたきっかけを教えてください。
固定のアルバイト先がコロナウイルスの影響を受け、シフトにほとんど入れなくなったことがきっかけです。
大学に入学してすぐの今年4月、接客業を経験してみたくて近所の肉バルに応募しました。無事に採用していただけたのですが、コロナウイルスの影響でシフトにほぼ入れず、収入に困っていました。
そんななか、友人と「シフトになかなか入れないから派遣バイトもやってみたいけれど、面接に行くのが面倒だよね」と話していたとき、「空いた時間にいろいろな職業を選んで働けて、すぐにお金がもらえるアプリがあるよ」と、教えてもらったんです。面接しなくても働けるうえに、働いたその日のうちにお給料が入金される画期的さに魅力を感じましたね。
——いままでにどんなスキマバイトを経験しましたか?
ラーメン屋さんやハンバーガー屋さんのホールスタッフ、工場の梱包作業、iPhoneの初期設定を行うバイトなど、幅広い仕事を経験しました。なかには、たくさんの種類の椅子に座って、座り心地などの感想を書くバイトなどもあり、「世の中にはこんな珍しい仕事もあるのか!」と印象に残っています。
—— 現在はどんな仕事をされていますか?
タイミーを通して週3〜4日ほど働いていた居酒屋の社員の方から「正規契約して働かない?」と声をかけていただき、そこで固定のアルバイトとして働いています。
——いわゆる「引き抜き」ですね! 自分のどんな部分が評価されて、声をかけていただけたのだと思いますか?
タイミーで働くときには、勤務時間の1秒も無駄にせず店舗に貢献する意識を持って働いています。たとえば飲食店のバイトなら、1皿でも多く配膳する、ドリンクを1秒でも早く注ぐ、バッシングに誰よりも早く行くなどです。「絶対に店舗の役に立つんだ」という強い気持ちで働いていたので、その姿勢を褒めていただけたり、「頑張ってくれたから」とサービスでまかないをいただけたりしました。そういった意識が伝わり、評価していただけたのかなと思っています。
ひとつひとつの店舗に適した対応ができる「接客のスペシャリスト」に
——タイミーを利用してよかったことはありますか?
いろいろな仕事を通して、普段の生活が変わって見えたことです。たとえば飲食店の裏側を知ることで、自分が客として利用するときの心持ちも変わりました。バッシングしやすいように同じ皿をまとめておいたり、伝わりやすいように料理の名前をメニューに書いてあるまま読んだりと、「自分が店員だったら、お客様にどうしてもらえると働きやすいか」を考えるようになったんです。
工場での梱包の作業を通して、機械がやっていると思っていたことも人がやっていることを知れたのもいい学びでした。ネットで商品を注文する際に、「誰かが梱包をしてくれたんだ」と感謝できるようになりました。
また幅広い仕事を経験することで、自分が向いている仕事とそうでない仕事がわかってくるようになりましたね。
—— 具体的には、どのような仕事が自分に向いていると気づきましたか?
人とコミュニケーションを取る仕事が向いていると気づきました。梱包やiPhoneの初期設定などの作業系のお仕事も何回かやりましたが、私は単純作業が苦手なタイプで......。逆に接客の仕事は楽しくて、時間が経つのが早く感じるので、人と接する仕事が自分には向いていると思いました。
—— 同じ接客の仕事でも、肉バルの固定アルバイトとタイミーのスキマバイトでちがうと感じる部分はありますか?
はい。タイミーは店舗を毎回選べるため、客層が異なる飲食店をいくつも経験できることが、固定のアルバイトと異なる部分だと思います。
肉バルでは金銭的余裕のある中年層のお客様が多く、落ち着いた雰囲気をつくれるように丁寧な所作を意識した接客をしていました。
タイミーではこれまで、若年層や男性客が多く来店する家系ラーメンのお店や、低価格帯で客層が幅広い居酒屋などで働いてきました。ラーメン店では一番美味しい状態で料理を味わっていただけるよう提供のタイミングにこだわった接客を、居酒屋ではできるだけ早く料理を届けることを意識したスピード重視の接客をと、お店によって接客の仕方は変わります。
いろいろな業界のお店で働くたびに、その都度発見があり、接客の学びを得られるのがタイミーのいいところだと思っています。
「やりたいことが見つからない」のなら、タイミーで仕事を体験してみよう
—— 今後はどのようにタイミーを活用していきたいですか?
いま勤務している居酒屋で働きつつ、コロナウイルスの影響でまたシフトが減ってしまったら、タイミーと掛け持ちで働く予定です。今後はいろいろな居酒屋さんで働き、それぞれの店舗の接客をいま働いている居酒屋に活かせたらいいなと思っています。
—— これからタイミーを利用される大学生の方へアドバイスをお願いします。
コロナ禍のいま、固定アルバイトのシフトに入れず困っている方も多いのではないでしょうか。私の周りでもそのような大学生は何人もいて、タイミーを勧めると喜んでつかってくれることが多いです。
自分の特性や希望に合った仕事が見つかり、すぐに働けるのがタイミーのいいところ。仕事の種類も幅広いので、働きながら将来やりたい仕事を探せます。「スキマ時間を有効活用したい」「将来やりたい仕事が見つからない」大学生の方はぜひ利用してみてください。
- タイミーラボ編集部
タイミーラボは、株式会社タイミーによるオウンドメディアです。
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