タイミー通信

手帳は“いつかやりたい”を約束するツール——EDiTとのコラボセミナーで「なりたい自分」に近づく手帳術を学びました【体験レポ】

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手帳は“いつかやりたい”を約束するツール——EDiTとのコラボセミナーで「なりたい自分」に近づく手帳術を学びました【体験レポ】

目次

年の初めに目標を立て、新しい手帳を手に入れたけれど、気づくと三日坊主になっていた......。そんな経験はありませんか?

かくいう筆者の私は、なんでも形から入るタイプ。数ページ使っただけのノートが部屋にはたくさんあります。年の瀬に大掃除をしながら「来年こそは」と意気込んでも、このままでは同じ未来が待っていそう。

そこで今回、タイミーが手帳ブランド「EDiT(エディット)」とコラボで開催した、手帳活用セミナー「手帳を書くことで叶える なりたい自分へ、一歩ずつ。」に参加してきました。「なりたい自分へ、一歩ずつ」という言葉は、先日タイミーが公開したブランディングムービー(息子編母編)のコンセプトでもあります。

スキマバイトで働くワーカーさんの挑戦を応援するタイミーと、「人生を編集する」をコンセプトに手帳やノートを展開するEDiT。この2つのブランドだからこそ実現したコラボセミナーで、なりたい自分に近づくための手帳術をたっぷり学んできました。

今回は、体験レポート形式でセミナーの内容をお届けします。また、記事の最後には「EDiTの最新手帳ラインナップ」も掲載しました。来年の手帳選びの参考にしていただければと思います!

講師は、自分と向き合い続けてきたキャリアコンサルタントの小林さん

セミナー講師の小林めぐみさん

セミナー講師は、国家資格キャリアコンサルタントでありEDiTのエバンジェリストとして、手帳の使い方を広く発信している「小林めぐみ」さん。

小林さんはこれまで、さまざまなお仕事を経験し、ユニークなキャリアを歩んできました。学校卒業後は音楽のプロを目指して活動を開始。それから一転、20代中盤は大手企業でバリバリ働くようになり、32歳でキャリアコンサルタントとして独立。現在は熱海と多拠点を行き来しながら、熱海では会員制のシェアオフィスの運営もしています。

これまで「やりたいことはすべてやってきた」と語る小林さん。そんな選択ができたのは、手帳を相棒に「自分と向き合い続けてきたから」だそうです。

セミナーでは、小林さんがどのように手帳を活用しているのか、手帳を使ってなりたい自分に近づくためのコツを徹底解説いただきました。

ステップ1:今年1年を振り返り、時間の使い方を「可視化」する

来年の予定の立て方を学ぼうとやる気満々な私でしたが、意外なことにセミナーは「今年の振り返り」からスタートしました。

「まずはこの1年の振り返りをします。日頃、自分がどんな時間の使い方をしているのか知ることが、『なりたい自分』に近づく第一歩です。手帳やカレンダーアプリ、SNSなど、日々の行動が分かるものを手元に置いて行うのがおすすめ。1年のあいだにしたこと、起こったことを、9つの項目ごとに書き出してみましょう」(小林さん)

ステップ1:今年1年を振り返り、時間の使い方を「可視化」する(当日のセミナー資料より)

この1年、私はどんな時間を過ごしていたっけ......?

普段から予定管理に使っているスマホを片手に、振り返りをしてみました。こちらが実際にセミナー中に書いた内容です。

セミナー中に1年を振り返って……

ちょうど項目が埋まったタイミングで、小林さんが続けます。

「書き出せたら、まずはじっくりと見返して、この1年を味わいます。人によって、家族の項目が多かったり、趣味に時間を使っていたり、項目の濃度はバラバラになるはず。

すべての項目を埋めたり、バランスよく項目が埋まっている必要はありません。ポイントは『自分が大事にしたいことに時間を使えているか?』ということ。

家族を優先していたつもりが仕事が多くなっていたんだ、健康のための時間はあまりとってこなかったな、など反省ではなく内省してみてください。実際に書き出すことで発見があるはずです」(小林さん)

ちなみに私は、仕事と趣味の旅行に多くの時間を使っていました。反対に自己成長や健康にはほとんど時間を使っていなかったことが判明。振り返りをすることで、自分の時間の使い方を可視化でき、現在地を把握できました。

さて、ウォームアップはここまで。「なりたい自分に近づく」ために、どう手帳を活用するのか。いよいよ本題に入っていきます!

ステップ2:来年のテーマを決め、最初の一歩を考える

「なりたい自分に近づくために、次のステップは来年のテーマを決めること。これまでの1年を振り返ったところで『次の1ヵ月、1年は何に時間を使いたいか』を考えてみます。シートの問いに沿って、自分なりの答えを書いてみてください」(小林さん)

ステップ2:来年のテーマを決め、最初の一歩を考える(当日のセミナー資料より)

私の2023年のテーマは「自己成長する1年にしたい!」です。シートの問いに対する答えと、考える際に私がポイントだと思ったことを紹介していきます。

問い①:何を達成したら自分のテーマが実現できると思いますか?

筆者の答え:◯◯の資格を取得する(恥ずかしいので◯◯は隠させてください 笑)

ここに書く答えは、「達成できたかどうか」が明確にわかるものが良さそうです。例えば、「勉強をする」だけだと曖昧なので、「1日◯時間勉強する」といった置き換えをしてみるのが大切だと思いました。

問い②:具体的に何をすると自分が大事にしたいことを大事にできたと感じますか?

筆者の答え:土曜日か日曜日に、必ず30分、資格の勉強をする

ここでは、ひとつ目の問いで設定したゴールを達成するための行動を書いていきます。時間などを盛り込み、具体的な内容にすればするほど、行動できるイメージが湧いてきました。

ただ、注意したほうがいいと感じたのは、「ハードルが高すぎる行動を書かない」ことです。大変すぎると、続けられなくなっちゃいそうですからね。そこで、予定があったり疲れていたりしても、必ず時間が取れそうな「30分」を、資格勉強の時間として設定しました。

問い③:テーマのために行動しようとした時、何が自分を邪魔しますか?何が壁となりうるでしょうか?

筆者の答え:金曜日の夜ふかしと週末の寝坊という生活習慣

これまでの「うまくいかなかった経験」を思い出してみたら、共通点が見えてきました。私の場合は、金曜日の夜にだらだら過ごして、週末に寝坊してしまうことが一番の「壁」。このように思考や習慣など、自分の力で改善できるものを「壁」にすると、頑張れば乗り越えられそうな気がしてきます。

問い④:壁を乗り越えて行動するためには、何が必要でしょうか?何をすれば壁を越えられる?

筆者の答え:週末に睡眠不足を持ち越さないこと。前日の夜は早めに寝る

ひとつ前の問いで答えた、思考や習慣を変えるための行動を考えます。私の場合は金曜日の夜に早く寝ること。シンプルですが、言葉にしてみることで大切さが身に染みてわかってきます。

「◯◯をやろう」と、良い習慣を追加することも大事ですが、「◯◯をやめよう」と、悪い習慣を無くしていくことも大事かもしれません。

問い⑤:明日からできる最初の一歩を教えてください

筆者の答え:金・土曜日のどちらかは、必ず24時までに就寝する

「早めに寝る」が、何時のことなのか考えてみました。仕事終わりに友人とご飯に行ったり、リフレッシュの時間をとったりしたいので、早すぎる就寝時間を設定したら嫌になっちゃいそう。次の日に早く起きれて、かつ、夜も楽しめる時間......。「24時」だったらできそうだし、やろうと決意。①や②の問いとおなじように、具体的かつ無理のない行動にしました。

ステップ3:緊急度が低く重要度の高い「やること」から書き込む

ステップ3:緊急度が低く重要度の高い「やること」から書き込む(当日のセミナー資料より)

さて、振り返りが終わり、来年のテーマとそのための行動も決まりました。続いてのステップでは、決めたことを手帳に書き込んでいきます。その際に大切なポイントを、小林さんが教えてくれました。

「一番大事なのは、『予定』より前に『やること』を書き込むこと。ここでいう『予定』とは、すでに決まっている仕事や家事、学業、他人と決めた計画などのこと。『やること』は、自分の意思でやると決めた行動のことです。やることを先に入れないと、自ずとスケジュールは予定で埋まってしまいます」(小林さん)

健康のための体づくり、友人や家族との時間、ゆっくり一人時間を楽しむ……。こういった、「緊急度は高くないけれど、自分にとって重要な時間(第二領域)」こそ、先回りして手帳に入れると良いそうです。ここに、「なりたい自分」に近づくための最大の鍵があるように思いました。

私の「やること」は、週末の資格勉強。この土日から毎週やるぞ、という気持ちを込めて手帳に書き込みます。それから、空いている時間に「予定」を入れて、スケジュールが徐々に埋まっていきました。

手帳を相棒に「なりたい自分へ、一歩ずつ」

これで完成......かのように思われましたが、まだ続きがあります。セミナー終盤に「スケジュールのプロ」だからこその大切な考え方を、小林さんが教えてくれました。

「手帳に『やること』と『予定』を書き込むと、どちらも入っていない『余白』の時間が可視化されます。実は、この余白の時間がとても大事。なぜなら、人生には必ずイレギュラー、予定外の出来事がつきものだからです。余白をあらかじめ確保しておくことで、不測の事態にも余裕を持って対応することができます」(小林さん)

(小林さんの手帳の「余白」——画像内斜線部)(小林さんの手帳の「余白」——画像内斜線部)

予定をぎゅうぎゅうにしないと気が済まない私にとって、「余白を確保する」という考えは新鮮でした。さらに、小林さんは続けます。

手帳は相棒。スマホと同じくらい身近で、何度も開きたくなるものにしていくことが大切です。ワクワクする予定をたくさん入れたり、考えていることをなんでも手帳に書いたりしてみる。

他にも、どこかに行った際のチケットや思い出の写真を挟み込んだり、スケジュール通りに過ごせた日に“ご褒美シール”を貼ったりするのもおすすめです。持っていないとソワソワするくらいに手帳が身近になるよう、みなさんなりのアレンジを加えてみてください」(小林さん)

私は、「手帳が相棒」という言葉の意味がやっと理解できました。「いつかやりたい」ことは、思うだけでは実現されませんが、手帳はそんな「いつかやりたい」をいつ「やる」のか、自分と約束させてくれるツールだったんです。

セミナーは、小林さんの思いが書かれたスライドで幕を閉じました。

(当日のセミナー資料より)

余白を意識しながら、有限な時間を自分らしくデザインできる手帳「EDiT」。余白=スキマ時間に、好きな場所で好きな仕事ができる「タイミー」。今回のセミナーを通じて、ふたつのサービス/商品の根底にある、時間を「愛おしいもの」と捉え、ユーザーの人生を応援する想いを感じました。

最後に、なりたい自分へ一歩進もうとする私の背中を押してくれた、タイミーのブランディングムービーをご紹介します。ワーカーさんの体験談をもとに、「なりたい自分へ」挑戦する姿が描かれたムービーです。

「記事を読んだだけでは、まだちょっと行動する気が起きない」「誰かに背中を押して欲しい」。そんなことを思った読者のみなさんに、ぜひ見ていただけたらと思います。

体験レポートは以上です。ここまでお付き合いいただき、ありがとうございました。

(ブランディングムービー:息子編

(ブランディングムービー:母編

付録:自分にピッタリの手帳はどれ? EDiTの2023年版手帳ラインナップをご紹介

付録:自分にピッタリの手帳はどれ? EDiTの2023年版手帳ラインナップをご紹介

仕事の予定を入れたい、家族の予定を把握したい、日記として使いたい、メモを書きたい……など、手帳を使う目的は人それぞれ。自分の使い方に合わせて手帳を選ぶのが大切です。

雑誌やWebに掲載される手帳特集をみたり、手帳ソムリエのいる文房具店で探したりするのもおすすめ。ここではEDiT2023年版の最新手帳ラインナップをご紹介します。

付録:自分にピッタリの手帳はどれ? EDiTの2023年版手帳ラインナップをご紹介_01

付録:自分にピッタリの手帳はどれ? EDiTの2023年版手帳ラインナップをご紹介_02

付録:自分にピッタリの手帳はどれ? EDiTの2023年版手帳ラインナップをご紹介_03

付録:自分にピッタリの手帳はどれ? EDiTの2023年版手帳ラインナップをご紹介_04

(詳しくはEDiT 2023年版手帳ラインアップをご覧ください)

カラーやサイズが豊富に揃っていて、どれにしようか迷っちゃいますね!

私は仕事の予定とメモを書き込みたいので、持ち歩きがしやすく、どんなシーンでも使えるように「ネイビー」の「週間ノート・セミA5サイズ」を選びました。自分にピッタリのものを見つけたみなさんと一緒に、「なりたい自分へ、一歩ずつ」近づけるよう、手帳の使い方をマスターしたいと思います!

(文:今村菜穂子)

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/media/タイミーラボ編集部
タイミーラボ編集部

タイミーラボは、株式会社タイミーによるオウンドメディアです。

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