目次
お客様に非日常のエンターテイメントを提供している映画館。お客様に笑顔を提供する映画館スタッフは非常に人気のある仕事です。
一方で、「映画館でのスキマバイトって、どんな仕事をするんだろう?」「忙しそうだけど指示通りに働けるかな?」など、未経験の方にとっては不安な部分があるかもしれません。
そこで編集部は、全国27の映画館を運営している、株式会社松竹マルチプレックスシアターズに取材を依頼。実際に、都内の劇場にて映画館のスタッフ業務を体験しました。また、劇場の社員や劇場運営部の森岡さん、上地さんにインタビューし、映画館のスキマバイトが人気である理由に迫ります!
※写真撮影の時のみマスクを外し、インタビューはマスクを着用し感染対策をした上で実施しております。
★記事内では、MOVIXやピカデリーのお仕事情報を紹介中です。ぜひご覧ください!
- 取材ご協力先
- 株式会社松竹マルチプレックスシアターズ
映画・演劇を中心としたエンターテインメント企業である松竹株式会社グループの一員として、映画興行部門を担っている。全国各地で『MOVIX』『ピカデリー』など、それぞれの地域に根ざす映画館の企画・運営を行う。
制服に着替えて、劇場の清掃に挑戦!
ワーカーさんには上映中のシアター内の清掃や点検など、お客様が快適に過ごすための空間づくりのお手伝いをお願いしているとのこと。具体的には以下の業務です。
- 退場時の補助作業(お客様のお迎え・お見送り)やシアター内の清掃・点検業務
- ロビー・通路・トイレの清掃業務
- 飲食売店で使用するトレイの拭き掃除や準備、セッティング業務
制服に着替え、インカム(無線機)をセットしたら、お仕事のスタートです。
※劇場によっては制服貸与ではなく、無地のTシャツ・ズボンを持参いただく場合もあります。
映画上映が終わったらワーカーさんの出番!箒とちりとりを持って、次の上映開始に間に合うようにシアターの掃除を行います。上映までの時間はだいたい10分〜15分。今回取材にお邪魔したMOVIXでは10スクリーンもあるため、スピーディーさが求められます。
次のお客様が気持ちよく過ごしていただけるように隅々まで清掃を怠りません。ポップコーンやチュリトスの食べかすなど丁寧に掃いていきます。
掃除と同時に、座席の点検をすることも大事な業務。椅子の間にスマートフォンやハンカチなど、お客様の忘れ物がないかチェックします。
万が一、座席シートが汚れていたり、破損していたりしたら、すぐにインカムでスタッフさんに連絡します。
中には450名ものお客様が入場できる大きなシアターもあるため、スタッフさんと一緒に手分けしながら効率よく進めていきます。何かわからないことがあればすぐに質問できますよ。
その他、ロビーや通路、ゴミ捨て場の清掃をお願いされることもあります。
汚れをピカピカに磨き上げます。ゴミが溜まってたら取り替えることも忘れずに。
タイミーのワーカーには、使用済みの飲食物用トレイの消毒、拭き掃除も任されます。MOVIXではポップコーンやドリンクをトレイに入れてお渡ししているため、トレイがすぐに足りなくなってしまうことも。ピーク時にもトレイがなくならないように、テキパキと作業することが大切です。
消毒したふきん(ダスター)で一つずつ丁寧に拭いていきます。ポップコーンやチュリトスなどの油が付着していることもあるため、ドリンクホルダーはもちろん、側面や裏面までしっかり拭くようにしましょう。
ワーカーさんからの評判は?働いてみての感想を紹介
実際に働いてみたワーカーさんからの感想をご紹介します。
丁寧に優しく教えていただき、とても仕事がしやすかったです! シアター毎に違うスタッフさんが必ずついてくれて安心でした(20代女性)
GW最終日ということもあり人気作品は繁盛して少し大変でしたが、とってもやりがいがありました!ありがとうございました。(20代女性)
初めてでしたが、最初に映画館での仕事の概要を説明していただき、理解して仕事に入れたのは良かったです。スタッフの方も年齢層が幅広く、とても明るくこちらを気にかけてくださいました。(30代男性)
皆さん親切にしていただき素晴らしい職場で、タイミーのメンバーにも恵まれ全員熱心に勤務できました。映画館で観る映画が更に好きになりました!。(40代女性)
このように、初めて働く方へのフォローも徹底。親切に教えてくれる環境なので、安心して働けることができますね。
劇場の社員の方にアンケート。ワーカーさんに働いてもらいやすいように意識していることは?
ここで、MOVIXの劇場で働くスタッフお二人にアンケートを実施。ワーカーさんが勤務してくれたことによる変化や、受け入れる際に意識していることを伺いました。ぜひ勤務する際の参考にしてくださいね。
Q1.タイミーを導入して変わったことはありますか?良い点があれば教えてください。
MOVIX劇場社員A:
もともとシフト不足や欠勤の場合に、社員がヘルプで現場に出ていたため、残業増になっていました。今では、大型連休といった各日の人員を増やしたいときや、人気作品の上映で混雑が予想されるときなどにタイミーで募集することで、人手不足を緩和できています。また、社員の現場ヘルプの時間が少なくなり、残業時間の削減にもつながっていてありがたいです。
MOVIX劇場社員B:
混雑時はマネージャーや他店舗のヘルプなど頼っていた部分も多かった実態があります。タイミーのワーカーさんにお願いすると、みなさん意欲的に業務に取り組んでくれるため、ほぼ現場のスタッフだけで完結できるようになりました。本当に助かっています。
Q2.初めてのワーカーさんでも気持ちよく働いてもらうために、受け入れる際に気をつけていることはありますか?
MOVIX劇場社員A:
マッチングしたらできるだけすぐにメッセージを返す、お迎えの時間は厳守しワーカーさんを待たせない、勤務中には定期的に声をかける、勤務後のレビューはできるだけ早く行う……など、些細なことではありますが、働いてくれることへの感謝の気持ちを持って接するように心がけています。
MOVIX劇場社員B:
現場でのコミュニケーションも大事にしています。
例えば、「タイミーさん」ではなく、本人のお名前で呼ぶことを徹底したり。そのほかにも、当日の映画ラインナップを説明する中で「今日から▲▲▲▲の映画が始まったから忙しいんですよ」とちょっとした雑談を交えるようにしています。過去映画館で働いたことがあるワーカーさんに対しては、その当時の作品や動員の話から「以前のときより今日は大変ですか?」と聞くなど、仕事の様子を見ながら適度なコミュニケーションを取るようにしています。
SMT劇場をお気にいり登録しよう!
以下のリンクをクリックして、MOVIXをお気にいり登録しておこう!登録しておくと、求人が掲載されたタイミングで通知されます。
この他のエリアでも定期的に募集を行ってますので要チェック!
映画館という非日常空間を一緒に作ってほしいです
最後に、株式会社松竹マルチプレックスシアターズの劇場運営部 東日本運営室のマネージャー森岡篤史さんと、上地翔太さんにタイミー利用の背景や受け入れ体制について伺いました。
——映画館でタイミーを導入することになったきっかけを教えてください。
森岡さん:
私は俗に言うSVの立場で、各劇場の集客企画や従業員の研修や評価、採用フォローなど運営周りを担っています。
映画館は繁閑期の差が激しく、少ない人数で運営していると大ヒット作品が生まれスタッフが足りなくなったり、反対に人員過多になったりすることがあるんですね。そのため、タイミーを各映画館で導入することにしました。人が必要なときに「働きたい!」という意欲ある方とマッチングできる良いサービスだなと。
——実際にタイミーで募集をしてみていかがでしたか?
森岡さん:
働きにきてくださる方は、みなさん意欲がある方が多いんです。映画館で働くことを楽しんでくださる方ばかりで。こんな良い方が来てくれるならと、劇場の支配人たちがもっとタイミーを活用できるように、そしてワーカーさんが活躍いただけるように仕組みを整えました。
上地さん:
そうですね、従業員に対して、雇用形態にかかわらずみんなが気持ちよく働いてもらえるように、定期的に研修も行っています。些細なことであっても「今日はありがとうございます」と必ず丁寧にレビューを書こう!など。当たり前ですが、お客様だけではなくワーカーさんに対してもおもてなしの心を持つように意識しています。
森岡さん:
支配人たちもワーカーさんが来てくれると、本当に助かると実感しているようです。ですからみんなも自然に働きやすい環境を作ろうとしてるのだと思いますね。ありがたいことに、ワーカーさんからのレビューもGOODコメントばかりで現場の士気も上がってるのではないでしょうか。
——今後はどのようにタイミーを活用していきたいですか?
上地さん:
今幅広い年代の方に働いていただいていて、さまざまな可能性を感じています。例えば、ワーカーさんから長期アルバイトを目指していただけたら嬉しいですね。また今は劇場の清掃業務がメインではありますが、今後は他の仕事にも広げていきたいですね。構想段階ではありますが、「フード販売などもお願いできるのでは?」と期待を膨らませています。
——最後にMOVIXやピカデリーなど、映画館で働いてみたいと考えている方に、メッセージをお願いします。
森岡さん:
ワーカーさんにお願いしている業務は決してバックヤードにこもってやる作業だけではありません。映画という非日常を体感したお客様の顔を間近で見ることができるやりがいがあるお仕事だと思います。「人の喜ぶ顔が見たい!」という方はぜひとも空間づくりに携わってほしいです。
- タイミーラボ編集部
タイミーラボは、株式会社タイミーによるオウンドメディアです。
https://lab.timee.co.jp/