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引っ越し業務は、新生活をスタートさせるお客様から感謝されるやりがいのある仕事です。
しかし、引っ越し業界のお仕事に申し込んでみたいと思っても、「重たい家具や電化製品を運ぶのは不安」「体力的にきついのではないか？」など不安に感じてしまい、なかなか一歩踏み出せない方もいるのではないでしょうか。
タイミーでもさまざまな引っ越しのお仕事を紹介していますが、未経験でも本当にできるのか気になるところです。
そこで、今回編集部では、実際にタイミーの引っ越しバイトの現場に潜入することに。ご協力いただいたのは、全国でサービスを展開している、ベストロジコム株式会社。実際の引っ越し作業をレポートするとともに、担当者の高橋さん、清水さんにタイミーを活用するにあたって意識されていることなどを伺いました。
※写真撮影の時のみマスクを外し、インタビューはマスクを着用し感染対策をした上で実施しております。
力に自信がなくても大丈夫？引っ越しの仕事に挑戦！
今回、タイミーのお仕事に潜入したのは、都内の単身のマンションの引っ越し作業。お客様の荷物をトラックに運んだり、スタッフさんの作業を補助したりするお仕事です。現場に到着したら、「タイミーからきました！本日はよろしくお願いします」とチェックイン。先方から支給されたユニフォームに着替えます。
| ＜業務のPOINT＞ タイミー上で持ち物をきちんとチェックしておきましょう！特に荷物を運ぶことも多いので、グリップ手袋だと安心です。
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ベストロジコムさんの場合、最初に必ず各々の自己紹介を実施。その後、本日の業務内容や進め方、注意事項などを確認する時間を設けています。腰に負担をかけない荷物の持ち方などを教わることも。そのため、初めて引っ越し作業を行う人でも安心です。わからないこと、疑問点はこの場で質問してくださいね。
画本日作業するスタッフさんの紹介や、作業手順、役割などを細かく教わります
早速業務開始です！「重い荷物持てるかな？」「お客様の家に入るのは気が引ける」と心配しなくても大丈夫。ワーカーの皆さんに任せる範囲は、玄関で荷物を受け取って台車に乗せる作業です。コンパクトな台車を使うことで未経験者でも楽々と運ぶことができます。
台車に乗せれば重い荷物も楽々運べます
画運びやすいように、重いものは下に積むのがポイントです
大きな家電製品の運搬やトラックの積み下ろし作業などはベストロジコムの従業員スタッフの方が担当するので、安心です。
家電など取り扱いが難しい荷物の場合は、先輩スタッフに任せてください
体力を使うトラックに積む作業も、基本的には先輩スタッフがやります
ただし、大きい家具などを運ぶ時、できる範囲でサポートすることもあります。
先輩スタッフ1人では難しいものは、ぜひサポートしてください
※ご経験などに応じて、搬入搬出の範囲が変更になる場合もあります。
荷物を運び終えたら、掃除をしたり、養生（建物を傷つけないように保護するシート）を剥がしたり、台車やコーンなどの片付けをします。
建物を保護するための養生をはがす作業
駐車しているお知らせのためのコーンの片付けも
全ての業務はその都度丁寧に教えてもらえるので、一つひとつしっかりと取り組みましょう。片付けも終わったら業務終了です。お疲れ様でした！
実際にベストロジコムで働いた方からのレビュー
社員の方が優しくとてもやりやすかったです。仕事内容を一つひとつ丁寧に教えていただきありがとうございました！（30代）
初めてのタイミーで初めての引っ越しアルバイトでしたが、丁寧に教えていただきありがとうございました。仕事以外の会話も楽しかったです。（20代）
荷物の持ち方を教えていただいたり、的確に指示をしてくださり、どう動けば良いかスムーズに理解できました。(50代）
「引っ越し業務＝力仕事」というイメージの払拭へ。感謝の気持ちで受け入れています
次に、ベストロジコム株式会社の営業部 部長である高橋幸雄さんと統括部長の清水洋平さんにタイミーの活用やワーカーさんの受け入れについてお話を伺いました。
——タイミーのワーカーさんは、ベストロジコムさんでどのような仕事を行うのでしょうか？今の時期（※取材は2月）はまさに引っ越しする人が一気に増える印象です。
高橋さん：
おっしゃる通りです。3月〜4月が繁忙期になります。主に1月から受注〜契約が増えていきます。
ベストロジコム株式会社 営業部 部長 高橋さん
現在、タイミーのワーカーさんにお願いしているのは、本日体験してもらったような引っ越しの実作業と受付業務（契約者のフォロー対応）です。受付業務というのは、当社の引っ越しプランを契約いただいたお客様へのフォローのお電話や、付随した事務作業を行っていただきます。先輩のスタッフが一度教えれば誰でもできるような簡単な応対です。
——引っ越し業界で働くという一般的なイメージは、やはり荷物の運搬だと思います。「体力が必要」「お客様の荷物をお預かりする責任のある作業」だと思いますが、実際はどうなのでしょうか？
高橋さん：
引っ越しの第一印象は「荷物が重い」「お客様の貴重品を預かる」といった、心身ともに負荷がかかるというイメージですよね。実際、働く前に不安を感じる方も多いと思います。
しかし、安心していただきたいのですが、ワーカーさんにお願いしているのは、誰でもできるような作業です。
清水さん：
引っ越しというと、お客様のお部屋に入って梱包して、荷物を外に出して、トラックに積んで、新しい住所にトラックで運んで、トラックから荷物を降ろして、家の中に運んで……というイメージがあると思います。この業務の全てをワーカーさんに任せることはしません。
高橋さん：
上で説明したように、お部屋の外で荷物を受け取って、エレベーター（もしくはトラック）まで台車で運び、弊社スタッフに渡すという業務分担を行っています。台車を活用すれば、力をかけずに重いものを運ぶことが可能になるため、20代から50代の方まで幅広くご活躍いただいています。
もちろん、ある程度スピードは必要ですが、当社の場合は1日の作業件数が少ないという特徴があります。繁忙期だと1日3〜4箇所で作業することも多く、時間もシビアになる可能性があります。当社の場合、1日2箇所が基本となっているので、時間にも余裕がありますし、ゆとりを持って働いていただけることも魅力だと思っています。
ネガティブなイメージを持たず、一度体験していただきたいと思っています。
——ワーカーさんに対して「こんな風に業務に取り組んでくれたら嬉しい」と期待することはありますか？
高橋さん：
みなさんとても真面目に一所懸命取り組んでくださって、本当に助かっています。引っ越しは実はお客様と接して、大切な荷物をお預かりするサービス業だと言えます。例えば、飲食店の店員さんは常に笑顔で料理を提供されていますよね。体力がある、スピーディーに運搬できるというのも大切な要素かもしれませんが、それ以上に挨拶ができることなどのコミュニケーション力も大事だと考えております。
——ワーカーさんが働きやすい環境をつくるために行っている取り組みはありますか？
清水さん：
スキマバイトで働いていただけるのは非常にありがたいのですが、せっかく来ていただいた方なのにスポットで終わってしまうのも大変もったいないと思っています。そこで、ワーカーさんが「また来たい」と思ってくださるように、弊社従業員や既存スタッフへの意識醸成や教育を意識して取り組んでいます。
ベストロジコム株式会社 統括部長 清水さん
高橋さん：
当社の場合、ワーカーさんに働いていただく現場では、業務開始前に必ず、仕事内容を教える時間を設けています。お任せする業務は負担の少なくすぐに取り組んでいただけるような簡単なものが中心ではありますが、、はじめての現場は誰だって緊張するものですから、不安をなるべく感じさせないことが大事だと考えております。
清水さん：
たとえ、1日限りだったとしても「一緒に働く仲間」です。当社ではワーカーさんに対して「手伝っていただいている」という考え方をしています。ですから、我々スタッフもできる限り気持ちよく働いていただけるよう丁寧に対応するように努めていますね。ワーカーの皆さんには「楽しかった」「また働きたいな」と思っていただけるように心がけています。従業員スタッフも自然と「今日はありがとうございます！」とお礼を言っているようで、ワーカーさんに感謝するという意識が根付いていると感じます。
——だから、ワーカーさんからのレビューも高評価なんですね！ では最後に「こんな方に来て欲しい」「こんな方にオススメしたい」というものがあれば教えてください。
高橋さん：
「引っ越し業界＝力仕事」というイメージは払拭していただきたいです。それよりも大事なのは、「相手に好感が持たれる振る舞いができること」ではないでしょうか。引っ越しという仕事に抵抗を持たずに、ぜひ一度働いていただきたいですね。きっとイメージも変わると思いますよ。
清水さん：
もちろん、ご本人の意欲や経験度によってお任せする業務は変わりますが、最初はどなたでもすぐに取り組めるようなお仕事からスタートしていただきます。ですから、「色々な仕事を経験してみたい！」と意欲ある方にぜひとも一度申し込みしていただけると嬉しいです。
- 取材ご協力先
- ベストロジコム株式会社（ベスト引越センター）
グループとして創業25年。全国にネットワークを持ち、引越事業・移転事業などを展開している。地域密着を大事に事業を展開している。
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