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データ入力バイトは、用意されたフォーマットにデータを打ち込む作業のほか、注文の受付、書類作成、文字起こしなどの業務があります。多くの場合で資格や専門知識が必要ないことも多く、未経験でも始めやすいため、とても人気な仕事です。
本記事では、データ入力バイトのメリット・デメリットを解説するほか、平均時給、向いている人の特徴について紹介します。
データ入力バイトの仕事内容
まずは、データ入力バイト主な業務内容について紹介します。
データの入力・打ち込み
データの入力・打ち込みとは、パソコンをつかって数字や文字を指定のフォーマットに入力する業務のことです。入力する情報は、顧客情報、アンケートの回答・集計結果、会議の議事録など業務によって異なります。
また、データ入力以外にも、ほかの人が入力した内容のチェックや修正を任されることもあるでしょう。
注文の受付・入力
注文の受付とは、お客様からの電話に対応し、商品の購入やサービスの加入などの注文を受けたり、注文内容をパソコンに入力したりする業務のことを指します。
一般的に「コールセンター」と呼ばれている職種の場合は、パソコンへの入力よりも電話対応が主な業務となります。
書類の作成
書類の作成とは、請求書、明細書、申込書などの書類を作成する業務です。入力されている売り上げを基に請求書や明細書を作成するため、データ入力・打ち込みのような単純作業に比べると、ある程度の経験や数字の理解が必要となるでしょう。そのほか、社内の書類整理や作業マニュアルの作成など、さまざまな業務を担います。
文字起こし
文字起こしとは、録音された音声データをテキスト化する業務であり、会議の内容を文字に起こしたり、議事録をつくったり、インタビュー内容を文字に書き出したりします。「書き起こし」「テープ起こし」「反訳」とも呼ばれており、「データ入力バイト」として募集されることもある仕事です。
データ入力バイトの平均時給
「求人ボックス」の求人統計データによると、データ入力のアルバイト・パートの平均時給は、約1,096円です。給与幅は、909円〜1,354円と幅広く、業務内容、経験、求められるスキルによって差があります。
また、データ入力バイトは、在宅で勤務する形態もあります。在宅勤務の場合は時給制ではなく、業務委託として出来高に応じた成果報酬制が多いようです。成果報酬制の場合は、1件ごと、あるいは1文字ごとに報酬が設定されるため、短時間で大量のデータ入力をこなせるようになれば、収入アップも期待できます。
データ入力バイトのきついところ・デメリット
データ入力バイトの大変なところ・デメリットだと考えられている点について紹介します。
肩こりや眼精疲労などが起きやすい
データ入力バイトは、長時間パソコンの前に座り同じ姿勢で作業をするため、肩こりや腰痛が起きやすくなります。また、パソコンの画面を長時間見続けていると、眼精疲労や頭痛を引き起こすこともあり、身体的にきついと感じる人も少なくありません。
体の負担を減らし、効率よく作業するためには、定期的に肩まわしやストレッチを行いながら小休憩を取りましょう。また、目の疲れを癒やすためには、適宜目薬を指すなどの対策もおすすめです。
単純作業の繰り返しが多く、集中力が切れやすい
大量のデータをひたすら入力するという単純作業は、比較的簡単な反面、同じ作業の繰り返しになるため、飽きたり眠くなったりしやすいというデメリットがあります。集中力が途切れてしまうと、ミスも起きやすく、作業効率の低下につながってしまうでしょう。
「30分で100件入力する」「12時までに100件入力する」など、自分で目標を立てて取り組むことで、集中力をキープしやすくなります。
目標を課されるとプレッシャーを感じやすい
データ入力バイトは、作業スピードと正確性が求められます。一日の作業目標が決められていたり、定期的に入力の正誤チェックが入ったりすることもあるため、プレッシャーを感じてしまう人もいるでしょう。
一定の間隔で作業の見直しを行えば、正確性を高め、効率的に作業を進められます。また、作業に慣れるとミスも少なくなり、仕事に自信を持つことができるでしょう。
データ入力バイトの楽しいところ・メリット
次にデータ入力バイトの楽しいところ・メリットについて紹介します。
パソコンを使用できれば、未経験でも始められる
データ入力バイトは、多くの場合で資格や専門知識が必要ないため、未経験でも気軽に始められる点がメリットです。用意されたフォーマットに、パソコンをつかって文字や数字を打つことができれば、問題なく作業を進められます。マニュアルを用意している企業も多く、初めて作業する人であっても安心して取り組めるでしょう。
パソコンスキルが上達する
データ入力バイトは、速く正確に多くの情報を入力することが求められる仕事であるため、パソコンのスキルアップが期待できます。タイピングの速さや正確さが向上するだけでなく、素早く入力するためのショートカットキーの使い方、文字の変換方法についても覚えることができるでしょう。
また、業務内容によっては、表の作成やデータの分類など、さまざまな機能をつかいこなせるようになるため、働きながらパソコンスキルを上達させたい人にはおすすめです。
在宅で働ける案件もある
データ入力バイトのなかには、会社に出勤せず、在宅で働けるアルバイトもあります。在宅ワークは、締め切りさえ守れば自分の好きな時間に仕事ができるため、プライベート時間とのバランスを取りやすい点がメリットです。
また、通勤時間を作業時間に充てられるため、効率よく仕事ができ、スキマ時間を有効に活用すれば、自分の時間をつくることができるでしょう。
【口コミ】データ入力バイトのレビュー
データ入力バイトの仕事内容を紹介してきましたが、実際に働いたことのある人の反応はどうなのでしょうか。タイミーのアプリを使ってデータ入力のバイトを経験したワーカーの口コミを紹介します。
社員の皆さんはとても丁寧に対応して下さいます。仕事も特段難しくはないので、基本的なパソコン操作ができれば問題ないと思います。(30代・女性)
ひたすら数字入力をしました。黙々と出来たので、良かったです。(50代・女性)
某広告媒体へのコピペ入力・従業員さんの年末調整書類の提出有無など確認しました。事務職の場合モクモクとPC作業の為、寒さ対策万全にされた方が宜しいかと思います。(50代・女性)
データ入力とラベル印刷をしました。やり方を覚えれば黙々とできる仕事で、あっという間に時間が過ぎました。(40代・女性)
データ入力バイトはこんな人におすすめ!
ここでは、データ入力バイトに向いている人の特徴について紹介します。
パソコンの扱いに慣れている人
データ入力は、未経験でもできる仕事ですが、パソコンの扱いに慣れている人やタイピングに自信のある人は、より力を発揮することができます。パソコンに関する十分な知識があり、タッチタイピングやショートカットキーをつかうことができる人であれば、作業をスムーズに進められるため、たくさんの業務をこなせるでしょう。
また、Excel、Word、PowerPointなどの扱いに長けている人は、即戦力として他の仕事を任せてもらえるなど、高く評価される場合もあります。
黙々と集中して作業することが好きな人
データ入力のみを行う仕事は、黙々と集中して作業することが好きな人におすすめです。データ入力や打ち込み作業は、一人でパソコンに向かっている時間がほとんどであるため、多くの人と会話をしたり、一緒に作業をしたりする機会は少ない傾向です。
細かいところまで気を配れる人
提出するデータには正確性が求められるため、丁寧さや慎重さが大切です。ミスなく正確に入力することはもちろん、入力後に間違いがないかどうか、見直しや入力チェックを行うことも重要でしょう。
そのため、細かいところまで気を配れる人のほうがデータ入力のアルバイトに向いているといえます。
データ入力のアルバイトを探すならタイミー!
データ入力バイトは、用意されたフォーマットに入力するだけの単純な作業が多く、未経験でも始めやすい業務です。また、業務内容によっては在宅で働けるため、スキマ時間を有効的につかえます。タイミーでは、データ入力バイトの募集を多数掲載しています。興味のある人は、ぜひチェックしてみてください。
- タイミーラボ編集部
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