私のタイミー生活

人生を変える“暇つぶし”。タイミーで出会ったサッカーコーチの仕事で視野が広がった

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人生を変える“暇つぶし”。タイミーで出会ったサッカーコーチの仕事で視野が広がった

目次

土日の空いた時間を、何か実利や意義のあることで埋めたい。そんな理由でタイミーを使い始める方は多くいます。

今回お話を聞いた小野澤正紘さんも、そんな1人。

平日は保育士としてフルタイムで働きながら、保育士だけでは得られない経験を通して知見を広げたいと、約2年前から休日の暇な時間にタイミーの仕事をスタートしました。

タイミーを始めた事による本業への良い影響や、本業以外の新たな可能性とは? “暇つぶし”からスタートした、小野澤さんの大きな変化を伺いました。

いろんな事が起こって、いろんな感情が生まれるのが保育士の楽しさ

——本日はよろしくお願いします。最初に、現在のお仕事について教えてください。

大学を卒業してから現在まで約8年間保育士として働いています。勤め先は私立の認可保育園で、平日の週5日に加えて、交代で土曜日に勤務する時もあります。保育園の仕事は、朝のお迎えの後、お散歩や公園に遊びに行って、お昼ご飯を食べて、お昼寝をし、午後は室内でおやつを食べたり遊んだりして、お迎えを待つ……というのが1日の流れです。

いろんな事が起こって、いろんな感情が生まれるのが保育士の楽しさ副業は基本的にOKなので、今は毎週日曜に未就学児から小学校低学年までを対象にした「中野キッズサッカースクール」の専属コーチの仕事と、月に数回程度時間があるときにタイミーを使っています。

——保育士のお仕事は、いつ頃から目指されていたんですか?

最初に意識したのは、高校生の時ですね。姉の影響で小さい時からピアノ教室に行っていて、高校生のある時レッスン待ちをする場所で小さな子供と一緒になったんです。そこでちょっと教えたりしていて、「あ、自分は子供と関わることが好きかも。こういう仕事を目指してみようかな」と思うようになりました。

その後大学で児童教育を専攻し、保育士の道に進みました。

——保育士のお仕事の大変な部分や、やりがいはどんなところでしょうか?

大変な部分はやっぱり、「予測不能」なところですかね。お散歩をしていて1人が急に違う方向に行ったり、遊んでいると思ったらいきなりケンカが始まったり、毎日何かしらの突発的なことが起こりますから。

楽しい部分は、5歳までの子供はとても成長が早く、「これができるようになった!」という場面に立ち会える瞬間がとても多いこと。これはサッカースクールでのお仕事でも言えることですが、子供達の成長の瞬間って、叱られて涙したり、うまくできて笑いが生まれたり、感情が動くことが多いんですよ。毎日のようにそういう感情の動きがあって、そこから成長していく子供に寄り添っていけるのは、保育士ならではの楽しさかなと思います。

「暇をつぶす」と「違う社会を見る」を、手軽に両立できるタイミー

「暇をつぶす」と「違う社会を見る」を、手軽に両立できるタイミー——タイミーで出会ったサッカースクールから直接声が掛かり、今ではレギュラーでコーチをされているとお聞きしました。まずは、タイミーを使い始めた経緯について教えてください。

2年前に使い始めた理由は、「暇だったから」ですかね(笑)。

みんな休日の使い方とか暇の埋め方として、遊びに出かける、趣味を見つけるなどさまざまですよね。当時は、自分も趣味でランニングを開始し、それは楽しかったのですが、せっかくならもう少し意味があることがしたいと副業を考えるようになって。

でも、採用面接とかは苦手だな、気楽に始められるものはないかなと思っていたら、タイミーを見つけました。

また、保育士として充実した毎日を送っていましたが、「今の仕事の領域とは異なる仕事や社会を経験したい」みたいな気持ちが湧いていたっていうのもあります。

——これまでタイミーでどのようなお仕事をされたんですか?

一番最初は確か、新宿の居酒屋さんでしたね。大学生の時に居酒屋でバイトをしていたので自分でもできるかなと思って申し込みました。生ビールを注ぎながら懐かしさと新鮮さを感じた記憶があります(笑)。

他にも引越しとか、ホテルの清掃とかデリバリーとかもやりました。自分はどの職場でも親切にしてもらえましたし、楽しそうに働いている人も多くて、「タイミーでいろんな職場に行けるのは楽しいな」って続けていた感じです。

——タイミーでどのスキマバイトをするかは、どんな基準で選ばれていたんですか?

これまで味わうことがなかった「はじめての経験」をしたかったので、直感で選んでいました。ただ、労働時間が長過ぎるのは疲れてしまうし、時間が遅いと生活リズムが崩れるので、あくまで保育士の仕事に影響が出ない範囲で探しています。

あとやっぱり雰囲気のよい職場はリピートしたくなりますね。一度驚いたのが、数か月前ぐらいにタイミーで1回だけ入った職場が良い雰囲気だったので、久々にまた入ったらお店の人が覚えていてくれて、「おお!久しぶり!」みたいな。なんだか照れ臭かったけど、嬉しかったですね(笑)。

——タイミーでいろいろなお仕事を経験される中で、今のサッカーコーチのお仕事を見つけられたんですね。

今のサッカーコーチのお仕事を見つけられたタイミーを始めて2か月経ったぐらいですかね。募集の中にキッズサッカースクールのコーチ補助の仕事を見つけて、「そう言えば小学校の時自分もサッカーやってたなぁ」と懐かしくなったんです。生徒さんが小学校低学年までであれば、保育士としてのスキルも活かせるかもしれないと思って飛び込んでみました。

担当するのは7〜8人ぐらいのクラスで、メインのコーチに指示を受けながら三角コーンを出したり、サッカーゴールを片付けたり、マットを敷いたり。何よりも子供たちのイキイキと走り回る姿が嬉しくて。これならできるなと思いました。

——そこからどのように直接雇用の専属コーチになられたんですか?

実は、最初の勤務終了後に、「今後も継続的に入れますか?」とお声がけしてもらいました。特に面接とかもなく次から直接雇用でアシスタントコーチをやることになったんです(笑)。ちょうど長期で働ける人を探していたタイミングだったのと、普段は保育士の仕事をしているというのも安心材料だったのかもしれません。

それから半年間ぐらいはコーチ補助をして、その後1人でメインコーチを任されるようになりました。今ではもう生活の一部になっていて、日曜朝からお昼までの勤務時間は、毎週嵐のように過ぎていきます(笑)。

——なるほど。継続されているということですが、サッカーコーチのお仕事を通して、新しく学ぶことや得るものも多くあったのでしょうか?

本業にもつながる事として印象的だった学びは、「サッカーの上達のためには、子供が夢中になれる時間をどれだけ長く引き延ばせるかが大事だよ」と教えてもらったことです。

「サッカーの上達のためには、子供が夢中になれる時間をどれだけ長く引き延ばせるかが大事だよ」

そして、スクールの時間の中で“夢中”になれる時間を増やするためには、子供たち一人ひとりにしっかり向き合い、褒めてあげることが重要だと教わりました。

保育士の仕事をしているので、子供たちに対する接し方はできていましたが、サッカーコーチという仕事を任せてもらっている以上、サッカーの楽しさを知ってもらい、少しでも上達してほしい。そのためには、練習メニューをたくさん用意して子供たちの様子を見ながら変えてみる。同じシュートの練習でもゲーム形式を取り入れてみる……など、指導するという観点を身につけ、働きかけるようになったと思います。

もちろん大学でも子供の心や教育心理学などの勉強はしたのですが、具体的な声かけの仕方や遊びを切り替えるタイミングなどは、やはり実践の中でしか学べないことですよね。

そういう意味では、サッカーコーチでの考え方や子供たちとの接し方の実践経験が、保育士の仕事によい影響を与えていると思います。

「初経験」を重ねて広がった、本業での可能性、本業以外の目標

「初経験」を重ねて広がった、本業での可能性、本業以外の目標——タイミーで経験された多くの「初めての経験」の中でも、私生活や本業に活きる気づきなどはありましたか?

沢山ありますよ。例えばタイミーでの仕事は、当然ですがほとんど毎回が“初日”なので、短時間で多くのことを教えてもらうことが多いんです。職場の忙しさや担当の人の状況を踏まえながら、「メモを取る」「質問する」「たくさん話す」など、その場に合わせた仕事の仕方を意識できるようになったと思います。

さまざまな仕事をする中で、本業ではわからなかった自分の得意・不得意も見えてきました。得意な作業は素早く行い、不得意な作業は慎重に、みたいなバランス感覚も、強く意識できるようになりましたね。

あと、タイミーでさまざまな職場を経験すると、いろんな「人」に出会えるじゃないですか。この経験も、自分が部下を育てる時に役立つと思いますね。どの職場であってもコミュニケーションって大切だと思うので、たくさんの人と仕事をすることは、社会人として得るものが多いと思います。

——仕事面での学び以外にも、本業では得られないような楽しさや、嬉しい経験などもあったんでしょうか?

サッカーコーチの仕事の場合、今は僕がキッズサッカークラスを受け持っているので、裁量や責任の重さを感じることもありますが、それが自分にとっては楽しいですね。

実は自分が担当してから、スクール生が増えているんです。やり始めた頃は7、8人だったのが、今は全員で15人ぐらいいます。自分で言うのは恥ずかしいんですが(笑)、聞いた話だと、どうやら子供達や保護者の方の評判も上々みたいで新規契約や継続が増えているようなんです。

保育園とは違って、自分の頑張りで子供たちがまた来てくれる、保護者の方が新しい方を連れてきてくれる……、もちろんそこには責任もありますが、コーチならではの嬉しい経験です。以前サッカースクールで、1年ぐらい来てなかった子供がまた来てくれるようになって。その時は「わぁ!久しぶり!元気だったの?」と話しながら、『また通いたい!って思ってくれたんだ』と感動したのを覚えてます。

——2年間タイミーやサッカースクールでの副業を続けておられる理由も、その辺りにあるんですか。

そうですね。今のサッカースクールとの出会いもそうですが、タイミーはいろんな仕事があって、いろんな面白い経験や発見があるので全く飽きません。ですから、最初は1つの職場や業種に絞らず、さまざまな種類の仕事をするのがオススメです(笑)。

やっぱりずっと「同じ仕事」「同じメンバー」だと、良くも悪くもどんどん慣れてくるじゃないですか。なので“他の社会”の目線を養う機会としてタイミーを使って、それが本業に活かせたり暮らしの刺激になる感覚も、タイミーを続けてる理由だと思います。

でも未だに、初めての職場に行く直前はちょっと緊張してしまいますけどね(笑)。

——今後、副業やプライベートでさらに挑戦したいことなどがあれば教えてください。

サッカースクールでの仕事で言うと、今までは保育士の経験を活かしたプログラムになっていたように思います。「ボールに触れることを楽しむ」に重きを置いた内容になっているんですが、今後は少しずつサッカーの技術的な要素も取り入れていきたいですね。

パス回しの練習やドリブルからのシュートみたいな練習とか、よりサッカー要素が強いメニューも組み込んでいけたら、もっと楽しめる子供が増えるのではないかなと。だいぶコーチ視点で考えられるようになってきました。

サッカースクールの経験のおかげで、教えることの楽しさを感じるようになったので、今度はピアノを教えることにも挑戦できたらいいなと考えています。タイミーでピアノの先生のお仕事ありますかね?(笑)

休日の時間の使い方として、いろんな仕事を通じてさまざまな人と出会い、真剣に何かを得ることって、個人の趣味や遊びでの暇つぶしでは絶対にできない経験だと思うんですよ。

そこで得たものが本業にも活きたり、サッカーコーチとの出会いみたいに自分の人生やライフスタイルの可能性を広げてくれたりするのは、とても豊かな“暇”のつぶし方だと思います。

取材ご協力先
株式会社早稲田ユナイテッド

"文武両道で一流へ" と "早稲田から Jへ!世界へ!" の目標を掲げ、2007年にトップアスリートおよび総合型クラブのマネジメント専門組織として早稲田ユナイテッドを結成。 2018年から Jリーグクラブとの強化および戦略的データサインス連携を開始。トップスポーツ界を軸にプロフェッショナル人材の「スカウト・育成・輩出」におけるNo.1組織を目指している。
https://waseda-united.co.jp/ 


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/media/タイミーラボ編集部
タイミーラボ編集部

タイミーラボは、株式会社タイミーによるオウンドメディアです。

https://lab.timee.co.jp/

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