私のタイミー生活

自らの「やりたい」を叶えるために 30代バイオリニストが実現する、私らしい働き方

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自らの「やりたい」を叶えるために 30代バイオリニストが実現する、私らしい働き方

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芸人、俳優、音楽家......自らの夢を追い求めて、アルバイトに勤しむ人に共通する課題が、夢と「はたらく」の両立。急にオーディションが入ってしまった、急にステージが決まった、といった理由でバイトを休まなくてはいけない状況に陥ることも少なくないでしょう。その度にシフトを代わってくれる人を探すのも大変ですし、そもそもの収入も減ってしまいますよね。

今回編集部は、プロのバイオリニスト・ヴィオリストとして活躍されている、猿渡美穂子さん(39)に取材をしました。

コロナ禍を経て、音楽活動と収入確保の両立に悩まれていた猿渡さんが、自らの「やりたい」と「はたらく」を両立させるまでの経緯に迫ります。

音楽漬けの人生は幼少期からスタート

—— まずは簡単に自己紹介をお願いします。

猿渡美穂子です。音楽家の夫と2人の息子たちと夫と一緒に暮らしています。夫が地元の楽団に所属することになったため、26歳の時に北海道に移り住んできました。

—— バイオリン・ヴィオラを始めるきっかけは何だったのでしょうか?

幼少の頃、近所にバイオリンの先生が住んでいたんです。兄が先にその先生に習っていたことから影響を受けて、私も3歳の時に始めました。

そのまま高校も大学も、音楽系の学校に進み、卒業後にはドイツに留学しています。その後、大学時代に出会った今の夫と結婚し、26歳の時に札幌に移り住みました。

—— 具体的にどのような活動をされているのでしょうか?

フリーランス奏者として、依頼を受けてコンサートやイベントで演奏しています。例えば、地元の交響楽団に急な欠員が出た時にエキストラとして出演したり、アーティストの札幌公演のバックオーケストラとして演奏したりです。毎回異なる現場なので、新鮮味を感じながら楽しく演奏しています。

また週に3回程度、音楽教室や自宅で演奏のレッスンもしています。生徒さんの中には、「気分転換したい!」「子育てがあってしばらく楽器から離れていたけど、もう一度頑張りたい!」といった理由でレッスンを受けている方も多いんです。楽器が少しでもその方の人生の糧になってくれれば嬉しいなという気持ちで、いつも仕事しています。

音楽漬けの人生は幼少期からスタート

コロナ禍が奪った音楽の仕事

—— 奏者としても、先生としてもご活躍されているんですね。

はい。でもやっぱり、奏者としての仕事が一番楽しくて......。

普段は一人で練習していることもあって、オーケストラで演奏した音が重なり合い、一つの音楽として完成した時には鳥肌が立つくらい感動します。なによりお客さんからいただく拍手は、何物にも変え難い嬉しいものですね。

—— プロのバイオリニスト・ヴィオニストとしてご活躍されている猿渡さんが、タイミーを始めたきっかけを教えてください。

きっかけは、コロナ禍でした。

コロナ禍によって、音楽イベント、コンサートは軒並み中止に。音楽教室の開校も自粛となり、仕事がほとんど無くなってしまったんです。そんな状況下でも、音楽を世の中に届けられないかと考えて、演奏をインターネットで配信し始めました。それまでは触れてこなかったポップスの曲を自ら譜面に起こし、多くの視聴者に音楽を届けられて嬉しかったのですが、やはり毎日続けるのはかなり大変で......。

2年で配信をやめて、コールセンターで働き始めました。収入を少し増やしたくてシフトを週2から週3に増やそうか迷っていた時に、同僚にタイミーを紹介してもらい、「シフトを固定せずに働けるっていいな」と思って使い始めたんです。

—— なぜシフトが固定されないことがよかったんでしょうか?

コンサートやイベントって、急に決まったり急に依頼がきたりするんです。しかも、仕事量が常に一定というわけでもないので、忙しい時と暇な時の差が激しくて。

なので、自分の好きなタイミング、好きな場所で働けるタイミーは、音楽家の自分にとって、ぴったりの働き方でした。

コロナ禍が奪った音楽の仕事

音楽漬けの人生だった私でも役に立てるんだ!という実感

—— 本業との兼ね合いを考えた時にピッタリだったんですね。では、普段タイミーで仕事を選ぶ際の基準を教えてください。

子どもが学校に行っている時間を狙って、車で行きやすい場所を選んでいます。駐車場が併設されていることが多いので、ドライブがてら遠くの郊外に行くこともありますね。土地柄、動物園やリゾートホテルなど、なかなか経験できなさそうなお仕事も多いので、そういったお仕事にチャレンジすることも多いです。

音楽家って、音楽にまつわる仕事しかしてこなかったためか、「他の仕事なんてできない」と諦めている人も多いんです。私もこれまでコールセンターを除き、音楽以外の仕事をしたことがなかったので、そう思っていました。今では、タイミーを通じていろんな仕事を経験することで、「私でも力になれるんだ!」と、自信をもらっています。

—— 今後はどのようにタイミーを利用したいですか?

もう少し子どもが大きくなったら、音楽の仕事をしながら全国を旅してみたいなと、密かに夢見てるんです。自分の「やりたい」を実現するに、楽器のメンテナンスや旅費などのお金もかかるので、タイミーで働きつつ、今後も音楽を続けていきたいと思っています。

お子さんと愛犬と、笑顔の猿渡さんお子さんと愛犬と、笑顔の猿渡さん

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/media/タイミーラボ編集部
タイミーラボ編集部

タイミーラボは、株式会社タイミーによるオウンドメディアです。

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