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葬儀社での仕事はどんな人が向いてる?未経験でも大丈夫?—宮城県内に展開する「清月記」に潜入してみた

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葬儀社での仕事はどんな人が向いてる?未経験でも大丈夫?—宮城県内に展開する「清月記」に潜入してみた

目次

ご遺族の負担を少しでも減らし、心安らかに過ごしていただくためのセレモニースタッフ(フロントスタッフ)。実は、タイミーでも募集があることをご存知ですか?

「葬儀社のスキマバイトって、どのような仕事内容なんだろう?」「葬儀スタッフは専門性が必要そうだし、自分は働けないんじゃないか」など、未経験の方からすると不安な点もあるかもしれません。

そこで編集部は、仙台市を中心に宮城県内25ヶ所に自社斎場を構える清月記を訪問し、フロントスタッフがどのような仕事なのかを体験しました。担当者の角地さん、八柳さんにお話を伺いながら、清月記でのスキマバイトが人気である理由に迫ります!

※写真撮影の時のみマスクを外し、インタビューはマスクを着用し感染対策をした上で実施しております。

★記事最後には、清月記の案件情報を紹介中です。ぜひ最後までご覧ください!

取材ご協力先
株式会社清月記

昭和60年開業。宮城県仙台市宮城野区に総本社を構え、仙台市・富谷市・石巻市の25ヶ所に自社斎場を保有する、地域密着型の葬儀社。葬祭事業の他に、仏壇仏具墓石販売事業・生花事業・ウエディング事業・教育事業・ハイヤー事業を手掛ける総合生活サービス企業。 【総本社】宮城県仙台市宮城野区日の出町2-5-4

https://www.seigetsuki.co.jp/

斎場でのフロントスタッフに挑戦

清月記の場合、タイミーで募集している「フロントスタッフ補助」の仕事は下記の通りです。

  • 通夜・葬儀に向けての会場準備(椅子セッティング、花束作成、返礼品用意など)
  • 遺族や親族の控室の準備(リネン交換、食器洗い、掃除機がけなど)
  • 遺族・参列者・宗教者への接客(クローク・検温対応、会場案内、飲料提供など)
  • 控室や法要室の清掃

今回は仙台迎賓館 斎苑で、次回の葬儀に向けた準備を担当しました。

椅子のセッティングなど、会場の準備

まずは参列者の人数に合わせて、椅子を並べる作業を実施。故人を囲むように適度な間隔を保ちながら並べていきます。厳粛な雰囲気を重んじるため、正確に並べていきましょう。

椅子のセッティングなど、会場の準備

どの業務も最初は必ずスタッフが指導しますので、安心してくださいね。

最初は必ずスタッフが指導

椅子のセッティングが終わったら、次はご遺族の方の控室の準備に取り掛かります。仙台迎賓館 斎苑では、故人との最期の時間を穏やかに過ごすため、宿泊もできる控室を用意しています。

ワーカーさんが担当するのは、寝室のシーツ交換や各部屋の清掃作業です。ご遺族の方が気持ちよくお休みいただけるよう、丁寧にシーツを整えていきます。

寝室のシーツ交換や各部屋の清掃作業

枕カバーやベッドスローも整えます。曲がっていないか、折れていないかなど細かい部分まで確認しましょう。

枕カバーやベッドスローも整えます

次はリビングの清掃です。机を拭く他、食器を洗ったり、掃除機をかけたりと、ご遺族の方が穏やかに過ごしていただくために、念入りに進めていきましょう。

リビングの清掃

その他、花束の作成や返礼品の用意など、臨機応変に仕事をします。

参列者のご案内や接客をお願いすることも

通夜や葬儀が予定されている場合、お客様のご案内を担当することもあります。ワーカーさんは参列者のお出迎えを担当します。会場へ誘導したり、フロントでお荷物を預かったり、お待ちいただくお客様へのドリンク提供したり。いずれの業務も、お客様や周りのスタッフに気を配りながら、心を込めて応対しましょう。

参列者のご案内や接客をお願いすることも

初めてでも安心。勤務マニュアルと簡単な研修を用意

清月記では、タイミーワーカーさんに向けて簡単なマニュアルを用意。業務ごとに作業する上でのポイントがまとめられており、注意点もしっかり記載されています。初めての勤務の場合、最初に目を通す時間があり、わからない箇所はスタッフに確認することが可能です。

初めてでも安心。勤務マニュアルと簡単な研修を用意

また、立ち方やお辞儀の仕方、制服(場所によって自身のスーツを着用する場合もあります)の着こなし方などもしっかり指導してもらえるので、接客業が未経験の方でも大丈夫です。

ここで実際に働いてみたワーカーさんからの感想をご紹介します。葬儀場での勤務と聞くと緊張してしまう方もいるかもしれませんが、初めてでも親切に教えてくれる環境なので、安心ですね。

今日はクロークでお荷物をお預かりしたり、ラウンジでコーヒーをお出ししたり、会場へのご案内をさせていただきました。気持ちよくお仕事させていただきました。(40代)

スタッフの方が丁寧に教えてくださいますし、マニュアルも用意していただき安心しました。少し長めの勤務でしたが、水分補給などお気遣いいただきありがとうございました。(20代)

少し緊張しましたが、スタッフ皆さんとても気さくで優しく、落ち着いてお仕事に取り組むことができました。業務を通して、葬儀場さんでは大変細やかな気配りをされているんだ、と、とても勉強にもなりました。(30代)

服装や髪型はどうすればいいの?

葬儀場でのお仕事は、持ち物や服装、髪型がわからない……という方もいるのではないでしょうか。タイミーの募集時に丁寧に記載されているので、必ず目を通すようにしてください。斎場によっては制服貸与される場合、自身のスーツを持参する場合などがあるので注意が必要です。清月記の場合、ヘアスタイルのサンプルも添付されていますよ。

わからない場合は、アプリ内のメッセージ機能から質問するようにしましょう。

未経験でも大丈夫。「役に立ちたい」という気持ちが嬉しいです

次に、株式会社清月記の取締役 統括本部長である角地了さんと葬祭事業部 係長の八柳志穂さんに、タイミーの活用やワーカーさんの受け入れについてお話を伺いました。インタビューを通して、清月記のスキマバイトが人気である理由に迫っていきます。

——葬儀場でスキマバイトの募集があることに、とてもびっくりしました。そもそも、タイミーを利用することになったきっかけを教えてください。

角地さん:
おっしゃる通り、我々は特殊な業界ですので「申し込まれないだろう」とスキマバイトの募集に乗り気ではありませんでした。毎日受け入れをしなければならず、現場のスタッフに負担がかかるのではないかと不安があったんです。お客様への配慮やおもてなしが何よりも重要な仕事ですから、スポットワーカーに限らず、あらゆるアルバイト採用に慎重でした。

しかし、葬儀のご相談が急増し、採用が追いつかない状態になったため、タイミーを利用し始めたんです。

取締役 統括本部長 角地了さん取締役 統括本部長 角地了さん

——最初はスキマバイトに慎重だったとのことですが、実際にワーカーさんを募集してみていかがでしたか?

角地さん:
正直最初は「葬儀場での勤務に興味を持ってくれる方っているのか?」と半信半疑でした。しかし、いざ募集をしてみると、案件に対して9割以上も申し込みがあって。中には5日間連続で申し込んでくださった方もいました。こんなに反応いただけたことにびっくりしましたね。

八柳さん:
皆さん緊張しながらも「役に立てるように頑張ります」という意気込みで働いてくださるので、とても嬉しいです。最近では「清月記の募集は人気だから、なかなか入ることができないんですよ」と言っていただくことも多いですね。

角地さん:
ワーカーさんが来てくださることで後回しにしがちだった作業をお任せできるようになり、スタッフがメイン業務に集中できるようになりました。本当にありがたいです。

——初めて葬儀場で働くとなると緊張される方も多いと思いますが、ワーカーさんが安心して働くための受け入れ体制について教えてください。

八柳さん:
そうですね。少しでもリラックスしてお仕事に臨んでいただきたいため、初めて勤務いただく方には、前日に「明日よろしくお願いします」「緊張されているかもしれませんが、みんな同じですから安心してくださいね」などのメッセージを必ず送るようにしています。

また、さまざまな斎場でタイミーを利用しているので、同時に現場スタッフやワーカーさんのフォローをすることができません。そこで、ワーカーさんが出勤したら写真を送ってもらうことで、私が現場に行かなくてもフォローできるような仕組みを整えています。そうすれば、現場に行かずとも身だしなみを確認・アドバイスができますし、現場の手を煩わせることがなくなります。また、共有してもらうことで、「この方は他会場で働いているから、この業務をお願いできますよ」「初めての方なので最初はマニュアルを使ってフォローしてくださいね」とアドバイスすることができるんです。一人ひとりにあったサポートはもちろん、業務の提案ができるため、ワーカーさんも安心してくださっているのかもしれませんね。

他にも些細なことですが、「2人以上で仕事をしてもらう」「暇な時間を作らないようにする」など、一人の待機時間を作らないように心がけています。

葬祭事業部 係長 八柳志穂さん葬祭事業部 係長 八柳志穂さん

——細やかにワーカーさんと向き合ってくださってるのですね。では、タイミーを導入したことによって新たな気づきや変化はありましたか?

八柳さん:
長期のアルバイトとしての募集であれば出会えていないような方々と新しく出会えていると感じています。

最近では、タイミー経由でピアノの先生を採用することができたんです。ピアノを教える合間に勤務するのにちょうど良いとのことで、とても意欲的に働いてくださっています。

角地さん:
とても意外でしたよね。お通夜や葬儀の時間は都合がつかない方も多いのではないかと思っていましたが、「葬儀会社では、自分のライフスタイルに合わせた働き方ができるんだ!」と気がついてくださる方も多いようです。

——葬儀社でのお仕事はどのような方が向いているのでしょうか。

八柳さん:
葬儀にはさまざまな想いを持った方がお見えになりますから、優しい表情で、そして聞き取りやすい声で接客いただける方が向いてますね。また、気が利く方だと嬉しいです。例えば、お客様が何か困っているようであれば、「いかがされましたか?」と声を掛けることができる。私たちはサービス業ですから、そのような気遣いができ、行動に移せる方だと良いですね。

その他、葬儀の仕事はわからないことも多いと思いますので、なんでも質問してくださることも重要だと思っています。

——今後はどのようにタイミーを活用していきたいですか?

角地さん:
今後も人手不足の解消だけではなく、人材発掘や直雇用も期待して利用していきたいと思っています。また、個人的に嬉しい発見だったのは、スタッフがその都度ワーカーさんへの指導を通じて、スタッフが「初心に帰れる」こと。教えることで自分自身の仕事を振り返ることができ、刺激になり、新しい気づきを得ることができている。スタッフの育成にもつながっていると感じています。

——そのように言っていただけて嬉しいです。最後に清月記で働いてみたいと考えている方に、メッセージをお願いします。

八柳さん:
今まで200名以上の方が「やってみたいけど、葬儀の仕事ってわからない」という不安を飛び越えてくださいました。ぜひ、少しでも興味があれば、一度タイミーで働いていただきたいですね。

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/media/タイミーラボ編集部
タイミーラボ編集部

タイミーラボは、株式会社タイミーによるオウンドメディアです。

https://lab.timee.co.jp/

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