憧れのホテルでスキマバイト！？　「ヒルトン東京ベイ」でお仕事体験

憧れのホテル業界でスキマバイトをする......。パッと聞いた時、本当にそんなことができるの？と疑問に思われる方も多いのではないでしょうか。実はタイミーでは、北は北海道から南は沖縄まで、多くのリゾートホテルやビジネスホテルのお仕事が掲載されています。

「ホテルでのスキマバイトってどんな仕事内容？」「どんな人に向いているの？」

そんな疑問を解消するべく、今回タイミーラボ編集部は、千葉県 舞浜にある「ヒルトン東京ベイ」にて仕事内容を体験、担当者の方にお話を伺いました。
※写真撮影の時のみマスクを外し、インタビューはマスクを着用し感染対策をした上で実施しております。

ホテルスタッフのアルバイトって大変なの？仕事内容やメリット・デメリットについて解説 | タイミーラボ - スキマで働く、世界が広がる。

ホテルスタッフのアルバイトは、フロント・クローク業務やパーティー・宴会の業務、清掃業務など、仕事内容はさまざま。柔軟な対応が必要なため「誰でもできないのでは？」「大変なのでは？」と思う方がいるかもしれません。今回は、ホテルスタッフのアルバイトについて紹介！仕事内容はもちろん、働くメリット・デメリット、平均時給や募集が多いホテルなど解説します。

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未経験でも大丈夫　ホテルでのスキマバイトに挑戦！

一口にホテルで働くと言っても、その業務の種類は多岐に渡ります。今回取材したヒルトン東京ベイでのお仕事の中で、スキマバイトを募集しているのは大きく分けて下記の3つの部門です。

■レストランサービス部門
ホテル内のレストランでのバッシング、リセット（お客様が帰った後のテーブルを綺麗にする作業）、店内清掃業務 など
■スチュワード部門
グラスや食器、鍋等の洗浄、シルバー類のメンテナンス など
■調理部門
ビュッフェ台の料理の配置と差し替え、盛り付け、食材の準備 など

今回編集部は、上記の中でも調理部門とスチュワード部門に潜入し、お仕事を体験しました。

調理部門のお仕事

食品を扱い、お客様の前に出ることもある調理部門では、一にも二にもホテリエ(*)らしい清潔感が大事。髪の長い女性は後ろでまとめ、男性も襟足が肩につかないようワックスでまとめます。明るい髪色や色が派手なネイル、ピアスはNGなことが多いので、事前にタイミーの募集画面を確認しましょう。
*ホテリエ：ホテルで働く従業員。ホテルマン、ホテルウーマンの総称。

出勤後、まずはコックコートを支給してもらいます。なかなか被る機会のないコック帽を被り、気が引き締まる思いでレストランに向かいます。

ビュッフェの料理の数々を並べていきます。残りが少なくなったものは、新しいものを用意し、差し替えます。

簡単な料理の盛り付けをお願いされることも。盛り方のコツは、丁寧に教えてくれるので安心です。

接客への適性があると判断された場合は、エグゼクティブラウンジでの作業をお任せされることも！スイートルームなどに宿泊しないと入れない高級ラウンジスペースに入れるチャンスです。

スチュワード部門のお仕事

スチュワード部門とは、お客様が使用した食器類の洗浄を行う部門です。簡単な作業で覚えやすいものの、食器を洗浄機にかけたり洗い上がったものを拭いたりする作業は体力勝負なお仕事。つい集中しすぎて喉もカラカラになるので、飲み物を持参し、適度な水分補給をおすすめされています。

洗浄機を通した後のシルバー（フォークやナイフ、スプーンなどのカトラリーのこと）を、ナプキンで拭きます。例えばフォーク一つをとっても、色々な形のものが。「このカトラリーはどう使われるのだろう？」と想像を膨らませながら、作業していきます。

綺麗に拭き上げた食器やシルバーは、分別しながら棚に戻していきます。

客室数828室を誇る大型ホテルのバックヤード。修学旅行生などの団体のお客様がいらっしゃる場合は、特に忙しくなるとのこと。作業する際は、丁寧さ、そしてスピーディーさが求められるでしょう。

「ワーカーさんの意欲や適性に合わせてお任せする業務を変えています」

次に人事事業部の鈴木さん、調理部門担当の山田さん、スチュワード部門担当の石橋さんに職場の環境や雰囲気、受け入れ体制などについてお伺いしました。

——ヒルトン東京ベイでは、どのようなワーカーさんが働いていらっしゃいますか？
石橋さん：
20代の方から50代の方まで、幅広い年代の方々に働きに来ていただいています。みなさんやる気があって、積極的かつ真面目に働いてくれているのでとても助かっています。

——ワーカーさんが働きやすい環境を作るために心がけていらっしゃることはありますか？

山田さん：
キッチンのチームメンバー（スタッフ）には、出勤した時に今日のワーカーさんにお任せする業務を考えてもらっています。
また、できるだけワーカーさんが一人になって困らないように、声がけをするように伝えていますね。ワーカーさんが帰る時は、キッチンみんなが「お疲れ様でした！」と挨拶をするようにしています。

鈴木さん：
特に調理部は開業当初から勤続されている方が多かったり、技術職らしく先輩の背中を見て育つような文化があったりすることから、初対面の方がいきなり働きにくることに抵抗があるのではないかと懸念していました。
でも実際は、いらっしゃったワーカーさんに対して従業員一人ひとりが挨拶をし、丁寧に業務を教える姿を目にします。新しい方々にお越しいただくことで、職場の雰囲気も新鮮に映ります。

●ワーカー勤務後の「調理部」への評価コメント

●とても丁寧に仕事を教えてくださってすごく働きやすかったです。
●他の企業でもいくつか働きましたが、ここがダントツで働きやすい職場です。
●（リピーターの方）仕込みといっても毎回同じ作業ではなく、いろんなことをさせてもらえるので毎回充実しています。

——ワーカーさんからの「スキルアップさせてもらえる現場でした！」とのコメントが多いように感じました。

山田さん：
本人のやる気や手際の良さに準じて、新しい仕事をどんどんお任せするようにしています。毎回お任せする仕事が同じだと、つまらないと思うので。一番多く勤務いただいているリピーターの方はどんどんステップアップされていますよ。他部門の方から「タイミーからいらっしゃっているあのワーカーさんは、とても真面目に働いていらっしゃった」と、社内メールで話題になるほどでした。

—— 最後に、ホテルでのお仕事はどんな方に向いているのかを教えてください！
山田さん：
一番は、コミュニケーション能力のある方ですね。料理の差し替えの時などには、ゲストの方に料理の内容などを質問されることがありますので。わからないことは積極的にスタッフに質問ができ、にこやかに対応できる人に来ていただければと思います。

タイミーラボ編集部

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